キャシー・ウッド氏が率いる投資会社ARKインベストは、ビットコイン(BTC)は一時5万ドルを下回る大規模な売りが発生する中でコインベース(COIN)株の買い戻しを再開した。
8月5日、ARKは2万8632株のコインベース株を購入し、2024年に長期間売却していた株の買い戻しを再開した。TradingViewのデータによれば、8月6日の株価は189.5ドルであり、この購入は540万ドルの費用がかかったことになる。
ARKがコインベース株の買い戻しを再開したのは、株式市場のボラティリティに引きずられて仮想通貨市場が暴落した中でのことだ。
8月5日、ビットコインは2024年2月以来初めて5万ドルを下回り、一時49,800ドルまで下落した。この価格下落は過去数ヶ月間のビットコインの利益をほぼ消し去り、BTCは8月1日の約6万3000ドルから20%以上急落したが、足元では約5万5000ドルまで回復した。

記事執筆時点で、ビットコインは5万5661ドルで取引されており、過去24時間で約6%上昇しているが、過去7日間では16%下落している。
コインベース株はビットコイン価格ともに下落しており、同株は仮想通貨市場の状態を反映している。TradingViewのデータによれば、過去12ヶ月間で、ビットコインはその価値を約93%増加させ、コインベースは110%以上上昇した。

ビットコインの急落に伴い、コインベース株は8月5日に20.7%急落し、1株あたり173ドルまで下落した。その後の回復により、コインベース株は月曜日に189.5ドルで取引を終えている。