「イーサリアム2.0」 プルーフ・オブ・ステーク(PoS)移行への初期ステージがテストネットで開始

現在開発中の仮想通貨イーサリアム 2.0において、PoS(プルーフ・オブ・ステークス)基盤の独自コンセンサスアルゴリズム「キャスパー」移行に関する初期ステージ「フェーズ0」が公開テストネットで始まった。スケーラビリティ改善を目指すシャーディング開発企業プリスマティック・ラボの共同創業者が7日に発表した。

イーサリアム2.0は、仮想通貨イーサリアムのブロックチェーンをセキュリティーやスケーラビリティー、分散化という観点から改善する新たなチェーン。この移行はハードフォークという形で行われるのではなく、現在のプルーフ・オブ・ワークのチェーンからスマートコントラクトを使って行われる予定だ。

テストネットは一般公開されており、ステーキング(仮想通貨の保有量によって重みづけられた投票)も可能になっている。

プルーフオブステーク(Proof of Stake, 略称PoS)では、コインの保有量(ステーク)の大小により、取引ブロックの承認の割合を決める。高性能コンピュータを大量に保有するものが仮想通貨を操れるという中央集権化などがPoWの課題となっており、PoSはこれを解決するために開発された。

イーサリアム2.0の最初の段階(フェーズ)が「フェーズ0」。フェーズ0では、ETHのコンセンサスアルゴリズムをPoW(プルーフ・オブ・ワーク)からPoSベースのキャスパーに移行させることが主な目的となっている。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版