企業や銀行による仲介なしで融資等を実現する分散型金融(DEFI)。

現時点では仮想通貨やトレーディングに詳しいユーザーのみがその詳細を知るところとなっている。

ところがそんなDEFIが3年後にはアフリカ大陸で1億人の人々に使われることになるという。

イーサリアムやカルダノといった仮想通貨・ブロックチェーンの開発に関わったチャールズ・ホスキンソン氏がコインテレグラフ(英語版)の動画に出演して語った。

「(銀行の仲介がない)ピアトゥピア(P2P)の融資、保険、決済を実際使うのは私たちのように先進国に住んでいる人たちではない。」(ホスキンソン談)

DEFIは「世界で最も貧しい人たちに流動性を提供することができる。さらにそういった人たちが財産をつくり、守ることを可能にする。」

ホスキンソン氏によると、DEFIを先進国で普及させるには規制等が妨げになり難しい。そこで分散型ブロックチェーンネットワークであるカルダノはアフリカでDEFIを展開していく構想があるという。

「アフリカにはJPモルガンみたいな銀行は存在していない。レガシーの金融インフラもない。」だからかえってDEFIが普及する素地があるというわけだ。

分散型金融が青空の元に広がっていく未来ー。

詳しくはコインテレグラフのYouTubeチャンネルで見てみよう(英語)。