昼の仮想通貨ニュースまとめを読んで、キャッチアップしよう。

ビットコイン(BTC)が再び4000ドルを割る中、ネガティブなニュースが続く。ビットコインの採掘難易度が史上2番目の下げ幅を記録し「51%攻撃」のリスクが高まっているという見方が出ているほか、中国北京市では、セキュリティ・トークン・オファリング(STO)による資金調達は違法という見解が出された。去年9月の中国によるICO全面禁止を彷彿とさせるニュースで、中国のアンチ仮想通貨的なスタンスが改めて浮き彫りになった。

対照的に時価総額2位のリップル(XRP)にはポジティブ材料が相次いだ。シンガポールの大手取引所に上場したほか、オランダのeコマース大手がXRPを決済手段として採用するのではないかと観測が浮上した。

一方、イーサリアムのクジラは、弱気相場にもかかわらず、淡々とETHの保有額を増やしている…

1. 仮想通貨ビットコインの採掘難易度 史上2番目の下げ幅 「51%攻撃のリスク高まる」との見方も

仮想通貨ビットコイン(BTC)の採掘難易度(ディフィカルティー)が3日、史上2番目の下げ幅を記録した。最近のビットコイン価格の急落で多くのマイナーが廃業に追い込まれた結果だという。今後、マイニング業界での統合が進み、一部のマイナーがネットワークを支配することで、いわゆる51%攻撃のリスクが高まるのではないかと危惧する専門家もいる。

2.「STOやったら捕まる」北京の規制当局、新たにアンチ仮想通貨的な見解表明

北京市の金融規制当局の幹部が、セキュリティ・トークン・オファリング(STO)による資金調達は違法だと警告した。ICOに代わるトークンを使った資金調達方法として注目されるSTOだが、中国では去年に禁止されたICOと同じように厳しい取り締まりの対象となりそうだ。

3. 仮想通貨リップル(XRP)シンガポールの大手取引所に上場 オランダ大手eコマースが採用も?

仮想通貨相場の下落が止まらない中、3日、時価総額2位のリップル(XRP)にポジティブな材料が2つ出た。一つ目は、シンガポールの仮想通貨取引所クーコインによる仮想通貨リップル(XRP)の上場発表。XRPはとりわけアジアで人気が高いため、今回の上場決定は、XRPにとって追い風になりそうだ。2つ目は、オランダのオンライン決済サービス、モリー(Mollie)がXRPを採用する見通しであるという観測が浮上したことだ。XRPの普及が今後どれだけ進むのか注目だ。

4. イーサリアムのクジラ 仮想通貨ETHの保有額を増やす

仮想通貨イーサリアム(ETH)の大口投資家、いわゆるクジラが保有するETHが右肩上がりで増加している。年初来からイーサリアム(ETH)の価格は85%以上も下落したにも関わらず、なぜクジラたちはETHを集めているのだろうか?

5. 待たれる機関投資家の本格参入 ビットコインやリップルなど仮想通貨はどこで下げ止まる? 3日のテクニカル分析


個人投資家が仮想通貨の売りに走る中、機関投資家の本格参入を待望する声は多い。長期的には仮想通貨に対して楽観的な声が聞こえるものの、短期目線ではどうだろうか?ビットコイン(BTC)、リップル(XRP)、イーサリアム(ETH)など主要仮想通貨5種はいつ下げ止まるのか?コインテレグラフ定番のテクニカル分析でみてみよう。