8月27日の提出書類と関連資料によると、24Xナショナル・エクスチェンジは、仮想通貨上場投資信託(ETF)の24時間365日の取引を提供する取引所の設立を目指し、米国規制当局に修正申請を提出した。
24Xは「米国上場証券のトレーディング時間を大幅に拡大し、祝日を含めて1日23時間、週7日、年365日取引所を運営することを提案している」としている。。
同社の申請が成功すれば、ナスダック100指数、S&P500指数、ラッセル2000指数、および平均日次取引量で上位50のETFが24Xマーケットセッションで取引可能になるとされている。24Xは申請中であるためコメントを控えるとした。
VettaFiのデータによると、IBITはETFの中で16位にランクされ、平均で2600万株が日々取引されている。また、ビットコインのパフォーマンスを金融デリバティブで再現するプロシェアーズ・ビットコイン・ストラテジーETF(BITO)は48位にランクされ、日々850万株以上が取引されている。その他、フィデリティ・ワイズ・オリジン・ビットコインファンド(FBTC)なども上位100にランクインしている。
24Xの提案はまだ証券取引委員会(SEC)から承認されていない。8月31日に提出された最新のパブリックコメントでは、取引停止やストレステストなどの課題に対処することが焦点となっている。
米国では、コインベースなどの現物の仮想通貨取引所は常時運営されているが、仮想通貨ETFが取引される証券取引所は東部標準時(ET)の午前9時30分から午後4時までの間しか取引を行わない。
ETFの利点は、直接的な仮想通貨保有に比べて安全な保管、強固な投資家保護、容易な会計処理などが挙げられる。
金融技術企業ドライブウェルスは、7月28日に提出した24Xの申請を支持するコメントレターで「取引時間の拡大は、国際投資家や忙しいスケジュールを抱える働く親など、市場セッションと重なる国内の個人投資家にリアルタイム取引の機会を提供し、投資家の参加を促進する」と語った。
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