イーサリアムのゼロ知識(ZK)レイヤー2スケーラーであるzkSyncが、自らのトークン「zkSync(ZK)」を発行し、来週に約36億8000万枚をエアドロップする計画を発表した。
プロジェクトは6月11日に、来週からトークンの総供給量210億枚のうちの17.5%に相当する69万5232の対象ウォレットにエアドロップする予定であると発表した。残りのトークンはイニシアティブ、チーム、投資家、トークンアセンブリのために確保されるという。
ZKはプレマーケットの分散型デリバティブ取引所Aevoとパンケーキスワップで最大0.71ドルで取引されており、その時価総額は約149億1000万ドルに達する見込みだ。

エアドロップの対象となるZKトークンの約32億7000万枚(エアドロップ予定の89%)はネットワークのユーザーに配布され、残りはネイティブプロジェクトやコミュニティに割り当てられる。エアドロップを受け取るウォレットは、3月24日午前0時(UTC時間)のスナップショット時点でzkSync EraまたはzkSync Liteネットワークとインタラクションを行った記録が必要だ。
zkSyncの7つの適格基準には、10個のスマートコントラクトとインタラクションすること、10個のERC-20トークンを取引すること、分散型金融(DeFi)プロトコルに流動性を預けることなど。これは、シビル攻撃を防ぐための措置だとされている。

エアドロップの対象となる各ウォレットには最大10万枚のトークンが配布される。
また、全供給量の0.5%未満がCrypto: The Gameのプレイヤーや、Pudgy PenguinsおよびMilady MakerのNFTコレクションの保有者、DEGENおよびBONSAIのエアドロップ受信者に配布される予定だ。
ZKトークンの総供給量の残りの3分の1は、投資家とzkSync開発チームのマターラボ(Matter Labs)の間でほぼ均等に分配される。マターラボは先月、「ZK」の商標登録を試みたことで広く批判を受け、これを取り下げた。
トークンは2025年6月から2028年までの3年間で段階的に配布される予定だ。「エアドロップでマターラボチームや投資家よりも多くのトークンをコミュニティに配布することは、象徴的な決定以上の意味を持つ」とzkSyncはコインテレグラフに共有したプレスリリースでのべた。
エアドロップは来週から開始され、来年1月3日まで続く予定であり、保有者はすぐにプロトコルのガバナンスに参加できる。
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