ニューヨークの連邦判事がリップルラボに対する3年間の訴訟を終結に近づけたことを受け、XRPの価格が26%急騰した。リップルラボの経営陣はこれを業界にとっての「勝利」と呼んでいる。
8月7日、連邦判事はリップルラボに対して1億2500万ドルの民事罰金を支払うよう命じ、同社が米国証券法に違反することを「恒久的に禁止」するとした。SECは2020年12月にこの訴訟を起こしたが、この判決はリップルと証券取引委員会(SEC)との訴訟が最終段階に入ったことを示している。
このニュースを受けて、XRPの価格は26%上昇し0.63ドルとなり、8月5日以来の仮想通貨市場の暴落からほとんどの損失を取り戻した。コインマーケットキャップのデータによると、記事執筆時点でXRPは0.59ドルで取引されている。

リップルラボのブラッド・ガーリングハウスCEOはX投稿で「これはリップル、業界、そして法の支配にとっての勝利だ。SECによるXRPコミュニティ全体に対する逆風は消えた」と述べた。
リップルラボの共同創設者クリス・ラーセン氏も「SECの無謀な作戦はついに終わった。この政権の仮想通貨に対する戦争がこれで終わることを願おう」とXで語った。
他の仮想通貨ウォッチャーたちも、判決後のXRPの価格動向に注目していた。仮想通貨を専門とする弁護士でHodl Lawの創設者であるフレッド・リスポリ氏は8月7日のX投稿で「全体的に見て、リップルにとって大きな勝利だ。1億2500万ドルの罰金には驚いたが、リップルはXRPの価格上昇だけでそれを上回る利益を得た」とのべた。
仮想通貨リサーチャーのリップル・ヴァン・ウィンクル氏は「XRPは飛躍する準備ができている。もう抑えられることはない!価格抑制も終わった!訴訟は終わった!!」とXで投稿した。
この価格急騰は先物トレーダーを驚かせ、わずか4時間でショートポジションの40%以上が消失した。コイングラスのデータによると、価格急騰後に540万ドル相当のショートポジションが清算された。
価格が0.55ドルに戻れば、ロングポジションで約2500万ドルが消失する。勢いが続き、価格が0.65ドルに達すれば、さらに2000万ドルのショートポジションが清算される可能性がある。

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