10日の仮想通貨(暗号資産)市場はここ数日の上昇から一転、値動きが小さくなっている。ビットコイン(BTC)は過去24時間で2%近い現象を見せ、9200ドル台を推移。イーサ(ETH)も1.4%安、急騰を続けていたドージコイン(DOGE)は7%の減少となっている。

coin360

(出典:Coin360 7月10日 午前11時20分)

ここ数日で上昇傾向を見せていた「アルトシーズン」。ただ、ドージコインやチェーンリンク(LINK)をはじめ、高騰していたのは時価総額上位のコインではなかった。

ただ、ここにきて、上位通貨にも注目が集まっている。

その筆頭がライトコイン(LTC)だ。ライトコインの動きはビットコインの先行指標ともされている。

仮想通貨アナリストのBTC_JackSparrow氏は10日、「最近のアルトブームには上位通貨がない」と指摘した上で「彼らの番だ」としてライトコインの動きに着目。

ライトコインは3月の暴落以来、一貫して狭いレンジで推移している。過去24時間でも1%ほどの減少と変動が少ない。BTC_JackSparrow氏は「今のところ目立ったトレードはないが、ピークアウトかリテストのセットアップ、安値に沈むなどの動きを見たいと思っている」と話すなど、動きに注目しているという。

こうしたライトコインの動きについては、同じく仮想通貨トレーダーのNunyaBizniz氏はLTC/BTCペアのチャートから、過去に同じようなトレンドラインを形成してきたことを指摘。まもなくライトコインが上昇することをほのめかしている。

また、LTC/BTCペアの動きがビットコインの価格動向を予測する際にも有効であることを示しており、過去4回中3回が底を打ったときにビットコインの上昇が始まっていることから、現在が底だとすればビットコインの強気フェーズが始まるかもしれないと指摘した。

ライトコインは歴史的にビットコインの先行指標となってきたとされている。例えば、2018年の2月にライトコインが上昇した後、4月頃にビットコインが上昇。また2019年、ライトコインはビットコインよりも早く下落し始めた。最近横ばい推移を続けるビットコイン同様にライトコインも狭いレンジでの推移となっている。