10月からビットコインが下落する理由、「中国の雨季と関係あり」 米仮想通貨投資会社がレポート

中国の四川省でまもなく雨季が終わることから去年と同じようにビットコイン価格が下落する可能性がある。ニューヨークに拠点を置く仮想通貨投資会社インタラクティブ・キャピタルが分析レポートを出した。

インタラクティブによると、四川省など中国の2、3の省に世界のハッシュレートの半分が集中している。4~10月までは雨季のため地元の水力発電の電気代が安くなることから、中国系のマイナーにとって収穫期だが、10月以降は電気代が高くなる。この結果、古いタイプのマイニング機器が「引退」して、新しいタイプのマイニング機器が大量に販売されるようになる。

新しい高性能のマイニング機器は、1ビットコイン生産するのに必要なコストが安くなるため、ビットコイン価格の下げ圧力となる。インタラクティブは、「2018年10月、洪水の季節が終わった頃にビットコインの価格は6000ドルから3000ドル台まで下落した」と指摘。マイニングサイクルを見極めることの重要性を主張した。

インタラクティブは、下記のように3種類のマイニング機器における現在のビットコイン生産コストを算出した。

(出典:Interactive Capital)

一方、「採掘難易度が2倍になった時」、「採掘難易度が2倍+半減期を迎えた時」のビットコインコストは下記の通りとなっている。

(出典:Interactive Capital)

ビットコインの採掘難易度は、10分に1回のブロック生成を維持するため2週間ごとに変更される。一般的に、ネットワークに参加するマイニングのパワーが大きくなれば、採掘難易度は上がる。また、採掘難易度が上がれば価格も上がると考えられている。

トークンインサイトは、2019年の後半にマイニングのパワーが増大して採掘難易度が上昇すると予想している

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