「バイビット(Bybit)という取引所があるみたいだけど安全なの?」
「英語ができないから日本語が使える海外取引所はないの?」
「もし、バイビットで口座を作ったらどんなメリットがあるのか知りたい」
このように思っていませんか。
確かに海外の仮想通貨取引所ですから、何となく不安なところもありますよね。
しかし、バイビットは先物取引で有名な仮想通貨取引所であり、取引高は2024年11月現在で世界トップ3にランクインしています。バイビットは過去に「オラクル・レッドブル・レーシング」のF1スポンサーになったので知名度もあります。さらに、セキュリティが高く、日本語にも完全対応していますので日本人のトレーダーにも人気があります。
今回は、バイビットの評判から口座開設の方法、入金や出金まで徹底解説いたします。
この記事を読めばバイビットの使い方はもちろん、注意するべきポイントがわかるので、安全に取引を始められます。
バイビットが少しでも気になる方は、ぜひ最後まで読み進めてください。
バイビット(Bybit)の基本情報
バイビットは2018年にシンガポールで設立された海外の仮想通貨取引所です。
2024年11月現在ではおよそ230の国と地域、3,000万人が利用しています。
公式サイトやスマートフォンのアプリは日本語に完全対応しているだけでなく、24時間365日、日本語でサポートも受けられます。以下にバイビットの基本情報をまとめましたので参考にしてください。
バイビットはレバレッジの高さやコピートレードなどがありますので利益を得られやすくなっています。
次からはバイビットの取引方法について見ていきましょう。
バイビット(Bybit)の現物取引の方法
バイビットの現物取引は、保有している仮想通貨をペアにして売買する取引方法です。
例えば「ETH/XRP」をペアにした場合、ETHを売ってXRPを買ったり、ETHを買ってXRPを売ったりできます。ユーザー同士で仮想通貨を売買するイメージをしてもらうとわかりやすいでしょう。
主にバイビットでは以下の3種類の銘柄を基軸通貨としています。
- BTC(ビットコイン)
- テザー(USDT)
- USDコイン(USDC)
バイビットの現物取引のやり方は次の通りです。
手順1.ログインし、「現物」→「現物取引」→「取引したい通貨ペア」の順番に選択していきましょう。
手順2.通貨ペアを選択すると下の画像のように切り替わるので、注文方法を選択します。
注文方法は「指値注文」と「成行注文」があります。それぞれの違いは以下の通りです。
- 指値注文:指値注文は売買価格を指定でき、希望価格で取引できます。
- 成行注文:取引版に表示されている価格で売買する方法で、価格を指定できません。
手順3.右側の注文画面で注文価格と数量を入力します。指値注文を希望の方は価格の入力を忘れないようにしましょう。売買する数量を入力し「購入」か「売却」ボタンを押せば注文できます。
以上が現物取引の方法です。
次に先物取引のやり方について解説します。
バイビット(Bybit)の先物取引の方法
バイビットの先物取引には次の3つがあります。
- インバース型先物契約
- インバース型無期限契約
- USDT無期限取引
1つずつ解説します。
1.インバース型先物契約
インバース型先物契約とはあらかじめ決済期限が決められている取引方法です。
バイビットの先物契約にはシンボルが決められており「XXXUSDMMSS」の形式になっています。
- XXX:仮想通貨の種類を表しています(BTC)
- MM:決済月です。
- SS:決済日です。
例えば、「BTCUSD0702」であれば7月2日に決済日があるBTC/USDの先物取引という意味合いになります。
もし、期限までに決済できない場合は強制決済が実施され、0.05%の手数料も発生してしまいますので注意してください。
ではインバース型先物契約のやり方を見ていきましょう。
手順1.ログインし「契約」→「取引」→「インバース型先物」の順番にタップします。
手順2.赤枠で囲ってある場所(注文内容)をそれぞれ設定していきます。
- 注文方法:(指値注文・成り行き注文・条件付き・追加指値注文・分割注文・TWAP・アイスバーグ)のいずれかを選びます。
- 注文価格:価格を入力します。
- 数量:数(USD建てで金額を入力)か価格(BTC)のいずれかで発注できます。
設定が完了したら「買い」か「売り」をタップすれば発注完了です。
インバース型先物契約のレバレッジ率について
インバース型先物契約はレバレッジをかけられますので、希望であれば試してみると良いでしょう。なおレバレッジできる通貨ペアとレバレッジ率は決まりがありますので、以下を参考にしてください。
バイビットは100倍のレバレッジをかけられることで知られていますが、適用できるのはBTC/USDのペアのみです。
2.インバース型無期限契約
インバース型無期限契約とは、インバース型先物契約と違い決済期限がない取引です。バイビットのインバース型無期限契約は取引できる仮想通貨の銘柄が決まっていますので確認しておきましょう。
以上の9種類のみ利用でき、すべてUSDとペアになっています。
インバース型無期限契約のやり方は次の通りです。
手順1.ログインし「契約」→「取引」→「無期限契約」の順番にタップします。
手順2.赤枠で囲ってある場所(注文内容)をそれぞれ設定すれば完了です。
インバース型先物契約と同じように設定が完了したら「買い」か「売り」をタップすれば発注完了です。
3.USDT無期限契約
バイビットのUSDT無期限限取引はステーブルコインであるUSDT(テザー)を証拠金とする取引です。
ステーブルコインとは価格の安定化が可能な仮想通貨で、アメリカドル(USD)と連動しています。1USDTが1USDになるように設計されており価格の変動がないのが特徴です。
USDT無期限取引のやり方は以下の通りです。
手順1.ログインし、画面上の「デリバティブ」から「USDT無期限」をタップします。
手順2.①の部分にカーソルを合わせると取引ペアが表示されますので、希望のペアを選びましょう。もし見つからないときは検索窓に入力するとスムーズです。
以上がUSDT無期限契約のやり方です。
バイビット(Bybit)のコピートレードについて
コピートレードとは、熟練トレーダーの取引戦略をコピーして収益アップを狙う方法です。
初心者トレーダーが経験豊富なプロのトレーダーの取引を学べます。
初心者はどのようにして取引したら利益を得られたり、損したりしてしまうかよくわかっていません。
しかし、コピートレードを利用すれば、初心者は専門家のトレードを真似できるためより戦略的に利益を得られやすくなります。また、プロトレーダーもバイビットのコピートレードを使って自身の取引戦略を公開すれば、一定の報酬を獲得できるメリットがあります。
報酬率については以下の通りです。
トレーダーのランキングによって報酬は少し変化がありますが、取引戦略を公開してフォロワーが増えればトレーダーもユーザーもWin-Winの関係を構築できます。
なお、バイビットのコピートレードは損失補償があり、初回の注文で損失があると100USDTを保証してもらえます。公式サイトから引換券をもらえるので初めての方は必ず確認しておきましょう。
バイビット(Bybit)は違法ではない?
バイビットは検索エンジンを使うと「やばい」、「違法」といった単語が出てきます。これは過去にバイビットが日本の金融庁に無登録で運営しており、警告を受けたので表示されていると考えられます。
現在も金融庁の許可を得ていませんが、現地での厳しい審査をクリアして運営していますので問題ありません。日本人はバイビットを利用できないという話もありますが、そのようなことはなく日本人の利用も制限していません。
バイビットを使って取引しても違法なことはありませんし、罰則を受ける心配も全くありません。
バイビット(Bybit)の良い口コミ
バイビットを使っているトレーダーからの良い口コミを見ていきましょう。
・バイビットは取引高が多いので、仮想通貨の市場価格に近い状態で取引できる。また、スピーディーに対応できるので価格変動のチャンスを見逃しにくい。
・バイビットが提供している取引画面が非常に操作しやすいと、初心者から上級者までが口を揃えて言っている。例えば、細かい部分まで完全に日本語対応しているところや、操作画面のボタンがシンプルで感覚的に操作できることです。
・コピートレードで収益化を狙えるのがとても良い。コピーしたいプロの投資家を選んで設定すれば24時間自動でトレードしてくれる。トレードの参考になりますし、損失補償もうれしい特典です。
・スマートフォンのアプリも使いやすく、快適に取引できるからストレスがかかりにくい。
バイビット(Bybit)の悪い口コミ
次にバイビットの悪い口コミも見ていきましょう。
・出金時に時間がかかるケースがあり、最大で1時間ほど経過したこともあった。
・サポートが遅い。出金に時間がかかっていたのでサポートセンターに問い合わせても返信が遅かった。ここは改善してほしい。
・チャットサポートはあるが、知りたいことをいくつか選ばないと先へ進めないので、検索窓に直接入力できるようにしてほしい。
・P2P取引を試したが、なかなか良い取引相手と出会うことは難しい。運の要素もあるのだろうけど。
・キャンペーンを利用しようと思ったが、期限が短くすぐに終わってしまうのでもう少し長く設定してもらいたい。
バイビット(Bybit)のメリット
バイビットが世界的に知名度のある取引所なのは多くのメリットがあるからです。ここでは主に次の7つを解説します。
- 取引高が多い
- レバレッジが最大100倍までかけられる
- 遅延が少ない 300
- 公式サイトが見やすくて使いやすい
- 日本人向けのサービスが充実している
- セキュリティが強固である
- 追証制度がない
1つずつ順番にみていきましょう。
1.取引高が多い
バイビットは取引高が高いことで知られています。例えばバイビットは、CoinMarketCap(コインマーケットキャップ)のトップ暗号資産取引所の中でも3位にランクインしています。
CoinMarketCapは、およそ250箇所の取引所のトラフィック、流動性、取引量の正当性を調査して、ランクとスコア付けを行っています。
訪問者数は1週間で425万人以上、流動性も685といずれも高い数値を記録しているので仮想通貨の売買が容易で、希望価格で取引しやすいといえます。
2.レバレッジが最大100倍までかけられる
バイビットは最大100倍までレバレッジ取引を利用できるので、少ない金額でも高い利益を出すことが可能です。
日本国内の取引所は2倍までのレバレッジしかかけられないため実に50倍もの差があるのです。仮に1万円の資金で100倍のレバレッジをかければ100万円の取引ができます。
しかし、先述したようにどの銘柄でも100倍のレバレッジをかけられるわけはなく、対応しているのは「BTC/USD」の通貨ペアのみです。
その他の通貨ペアは50倍や25倍などで取引できますが、レバレッジを大きくするということはリスクも大きくなるということですので、不安な方は少ないレバレッジ、もしくはレバレッジなしで取引すると良いでしょう。
バイビットはレバレッジの倍率を1〜100倍まで自由に変更可能です。
3.遅延が少ない
バイビットは高機能な取引システムを使っているため遅延が少ないことで知られています。
最大で毎秒10万トランザクションを処理できるシステムを採用しているので、メンテナンス中でもサーバーダウンや取引エラーがほとんどなくスムーズに取引できます。
また、バイビットは分散型の取引システムを採用しており、システムに負荷がかからないようにしているのも特徴です。分散型のシステムは安定性を保てるだけでなく、処理スピードも向上できるので遅延の減少を実現できます。
4.公式サイトが見やすくて使いやすい
バイビットの公式サイトはアイコンやバナーなどを多く使っており、初心者でも直感的に操作できるように設計されています。例えば取引所の画面上部には、取引内容の機能がまとめられているのですぐに希望のサービスへアクセスできるでしょう。
さらに余分なボタンや機能を事前に排除しているので、誤操作を防止でき注文ミスをしにくい特徴がありす。さらにバイビットは自分の好きなようにページをカスタマイズできるので、自分好みに変えてみても良いでしょう。
5.日本人向けのサービスが充実している
バイビットは日本人向けのサービスが非常に充実しています。例えば公式サイトやスマホアプリ、サポートセンターまですべて日本語で対応しています。日本語に対応している海外取引所は少ないので、語学力に自信のない人はおすすめです。
また、公式サイトにあるブログも日本語で違和感なく読めるので、常にお得なキャンペーン情報などの最新情報を確認できます。困ったときは24時間、年中無休の日本語で利用できるライブチャットのサポートがあるので使ってみると良いでしょう。
6.セキュリティが強固である
バイビットはキーレスウォレット「MPCウォレット」を採用していますので、もしシステム障害が発生しても資産をより一層厳重に保管できます。キーレスウォレットとはバイビットの暗号資産専用のウォレットのことをいいます。
従来はメタマスクなどのウォレットサービスを使って仮想通貨を保管していましたが、バイビットのアカウントさえあれば外部のウォレットサービスを使わなくても資産の保管が可能です。
キーレスウォレットのメリットはプライベートキーを覚える必要がなく簡単にアクセスできたり、キーの流出がなくなったりすることです。キーウォレットを使えばセキュリティ水準の大幅向上が可能であるだけでなくログインも簡単にできるようになります。
例えばウォレットサービスのメタマスクは、長い間ログインしていないと最低12個の「シークレットリカバリーフレーズ」を入力しないとログインできません。しかし、バイビットのキーレスウォレットはそのような手間も発生しないので、ユーザーの手間を省きながら安全に取引できます。
7.追証制度がない
追証(おいしょう)とは現在の証拠金では取引が困難であるため、取引所から追加で証拠金を入金してほしいという連絡が届くことを言います。初心者ユーザーは取引できなくなるからと焦って入金してしまいがちですが、証拠金をさらに費やしてしまうと借金を負うことに繋がってしまいます。
しかしバイビットは、「ゼロカットシステム」を採用していますので借金を負うリスクは低いと言えるでしょう。ゼロカットシステムとは、投資家が証拠金以上の損失をしないようにする仕組みです。
バイビットは追証制度がないだけでなく、証拠金以上の損失が出ても取引所が負担してくれます。国内の取引所では、取引所がユーザーの損失を補うことは法律で禁止されているため負担してくれません。バイビットは追証制度がないため証拠金までに収まり、借金を背負うリスクはありません。
バイビット(Bybit)のデメリット
バイビットには様々なメリットがありますが、デメリットもあります。ここでは、バイビットのデメリットを2つ解説します。
- 日本円の入金ができない
- 出金手数料が高い
順番に見ていきましょう。
1.日本円の入金ができない
バイビットは海外の取引所なので日本の法定通貨に対応しておらず、現金で直接入金できません。バイビットで取引するには、国内の仮想通貨取引所の口座を開設し、共通している銘柄を購入して送金する必要があります。
最初に国内の取引所を使って入金しなければならないので、すぐに取引できないデメリットがあります。しかしバイビットは入金手数料が無料なので、国内取引所から送金しても手数料は発生しません。
2.出金手数料が発生する
バイビットは日本円の出金に未対応のため、資産をETH(イーサリアム)やBTC(ビットコイン)、XRP(リップル)などの銘柄に交換する必要があります。
しかし2024年3月28日、バイビットはビットコインの出金手数料を引き下げました。
- 以前の出金手数料(取引あたり):0.00055 BTC
- 改訂された出金手数料(取引あたり) : 0.0002 BTC
バイビット(Bybit)の取引手数料
ここではバイビットで取引するときの手数料について5つ解説いたします。
- 現物取引手数料
- 資産変換手数料
- 資金調達手数料
- 強制決済手数料
- 出金手数料
それぞれ見ていきましょう。
1.現物取引の手数料
以下の表は、現物取引の一般とVIPの手数料率をまとめた表です。
参考:Bybit取引手数料率
バイビットの現物取引手数料は通貨ペア「BTC/USDなど」のみ対象です。ランクが上がるにつれて手数料も安くなります。
自身の手数料はバイビット公式サイトの「マイ手数料率」で見られますので確認してみてください。
2.資産変換手数料
バイビットには仮想通貨の両替ができる「資産交換機能」があります。
資産交換機能は手数料無料で利用できるため、交換したい銘柄があれば手軽に利用できます。手数料を抑えたいときに利用してみましょう。
3.資金調達手数料
バイビットは、デリバティブのインバース型無期限契約、USDT無期限契約、USDC無期限契約を利用する時には資金調達手数料が発生します。資金調達手数料の発生タイミングは、日本時間の1時・9時・17時の8時間ごとと決まっています。
資金調達手数料はポジションによってプラス、もしくはマイナスになると資金調達料を支払ったり、受け取ったりできる特徴があります。
詳細は以下の通りです。
もしトレーダーに資金がない場合は、証拠金から資金調達料が差し引かれる仕組みです。
4.強制決済手数料
バイビットの強制決済は、ユーザーがポジションを維持するための必要な証拠金を下回ったときや、保有するポジションの価格が大きく変動し、証拠金が急激に減少する場合に発生します。
しかし、バイビットにはリスク軽減対策を促す目的として、USDT無期限・インバース無期限・先物契約を対象に強制決済アラートも新機能として追加されています。
5.出金手数料
バイビットで主要銘柄を出金するときの手数料は以下の通りです。
出金手数料の確認方法は、出金画面から確認できます。上記の表は目安であり、実際に出金するときは価格変動がある可能性も考えられますので注意してください。
バイビット(Bybit)の口座開設方法
バイビットの口座は30秒で無料開設できますので、実際に口座を開設してみましょう。
手順1.公式サイトにアクセスし、右上の登録をタップします。
手順2.メールアドレスとパスワードを入力しましょう。
※パスワードは8~30文字、大文字と小文字・数字を各1文字以上使いましょう。
紹介コードがなければ未入力でも問題ありませんので「アカウントを作成する」をタップしてください。
手順4.認証コードを確認し、入力する。
2段階認証アプリの「Google Authenticator(グーグルオーセンティケイター)」というアプリが必要です。iOS版とAndroid版がありますので、あらかじめインストールしておきましょう。インストール後にアプリを開き、6桁の認証番号を確認して入力します。
以上で口座開設が完了です。
次に本人確認を実施していきましょう。
本人確認(KYC)認証を実施する(レベル1)
口座開設が終わったら、本人確認認証をやっていきます。バイビットは本人確認を実施しないと入出金できず、取引もできません。
本人確認には顔認証も必要ですので、スマートフォンと必要書類をあらかじめ用意しておくとスムーズに作業できます。
必要書類とは以下のことをいいます。
いずれか1つを準備してください。
本人確認の手順は次の通りです。
1.ログインし、ホーム画面左上のアカウントマークをタップする
2.本人確認(KYC)をタップする
3.国籍を選ぶ
4.使用する本人確認書類の発行国を選ぶ
5.用意した本人確認書類の表と裏をアップロードする
6.画面の指示に従って顔認証を実施する
以上で本人確認(KYCレベル1)は終了です。
本人確認(KYC)認証を実施する(レベル2)
本人確認(KYC)認証レベル2まで引き上げると入出金の限度額が増えたり、Bybitカードを利用ができたりします。
Bybitカードがあれば取引に利用した金額が紐付けされ、ウォレット内にある仮想通貨を自動で引き落としできます。デビットカードをイメージしてもらうとわかりやすいでしょう。
本人確認(KYCレベル2)を実施するには「居住証明書」が必要になってくるため、以下のいずれかを準備しましょう。
- 銀行取引明細
- 過去3ヶ月分以内の公共料金の請求書
- インターネット・ケーブルテレビ・家庭用電話回線の請求書
- 納税申告書
- 地方税請求書
- 政府や自治体発行の居住証明書
1つ用意し、画面の指示に従って操作すれば完了です。
バイビット(Bybit)の使い方と仮想通貨の購入方法
バイビットの口座開設と本人確認レベル1までの設定が完了したら、実際に仮想通貨を購入して取引してみましょう。ここでは主に次の2つを解説いたします。
- バイビット(Bybit)から入金する方法
- 仮想通貨を国内取引所から送金する
1.バイビット(Bybit)から入金する方法
先述したようにバイビットは日本円を現金で直接入金できませんので、次の3つの方法で入金してみてください。
- ワンクリック購入
- P2P取引
- 仮想通貨で入金する
それぞれ解説します。
ワンクリック購入
ワンクリック購入はクレジットカードを使って仮想通貨を購入し、バイビットの口座に入金する方法です。バイビットは100種類以上の仮想通貨がありますので、気になる銘柄を購入できるでしょう。
ワンクリック購入は、決済手数料やクレジットカード手数料が発生しますが、すぐに仮想通貨を購入したいという方におすすめです。
なお、対応しているクレジットカードは以下のように限られています。
- VISA
- JCB
- Mastercard
上記3種類のみですので注意してください。
クレジットカードの手数料は以下の通りです。
Mastercardであれば手数料を抑えながら利用できます。
P2P(ピアツーピア)取引
P2P(ピアツーピア)取引とは、バイビット経由で取引するのではなく個人で取引する方法です。購入したい仮想通貨を持っている人と直接取引が可能なので、日本円やQOコード決済も利用できます。
さらに取引手数料も無料なので、手軽に利用できる取引方法と言えるでしょう。
なお、P2Pで利用できる支払い方法は以下の通りです。
- 銀行振込
- Line Pay
- PayPay
- セブンイレブン銀行
馴染のある支払い方法が多いので、始めるまでのハードルも下がります。
法定通貨で入金する方法
日本円で入金するには先述したように、クレジットカードを使う方法があります。もし、国際カードのWise(ワイズ)やRevolute(レボリュート)などがあれば、対応している法定通貨に交換できるため、すぐに入金できます。
バイビットはドルやユーロなど65種類以上の法定通貨に対応していますので、国際カードがあれば使うと良いでしょう。
仮想通貨で入金する
バイビットはメタマスクなどのプライベートウォレットを使って保有している仮想通貨を入金できます。
もしウォレットがなければ、国内取引所の口座を開設して仮想通貨を購入しましょう。
詳細につきましては次項で詳しく解説いたします。
2.仮想通貨を国内取引所から送金する方法
仮想通貨をバイビットに送金するときは国内の取引所の口座開設が必須です。
しかし、国内取引所からバイビットへ送金するには、「トラベルルール」が適用されてしまいますので、問題なく送金できる取引所の口座を開設する必要があります。
トラベルルールとは2023年6月1日にFATF(Financial Action Task Force、金融活動作業部会)と呼ばれる国際機関により、テロ資金の供給やマネーロンダリングを防ぐ目的として設立された新たな法令です。
日本の暗号資産交換業者はトラベルルールへの対応が必要になり、海外の取引所へ自由に送金できるわけではありません。例えばユーザーがバイビットへ仮想通貨を送金するには次の5つを提供しないと送金できないルールになっています。
- 送付人の名前
- 送付人の住所か顧客識別番号
- 送付人のブロックチェーンアドレスか当該アドレスを特定できる番号
- 受取人の名前
- 受取人のブロックチェーンアドレスか当該アドレスを特定できる番号
さらに国内の取引所からバイビットへ送金するには、通知元と通知先が共通の情報システムを使っていることが条件になります。情報通知システムは、「TRUST(トラスト)」と「Sygna Bridge(シグナブリッジ)」の2つがあり、取引所が同じシステムを使っていないと送金できません。
ではそれぞれの特徴と、どの取引所が何を使っているのかについて解説いたします。
通知システム「TRUST(トラスト)」とは
出典:coinbase
TRUSTとは「Travel Rule Universal Solution Technology」の略で、アメリカの仮想通貨企業10社以上の間でローンチされた仮想通貨のプラットフォームです。
開発元は「Coinbase(コインベース)」という企業です。トラベルルールを遵守するには、各取引所の間で共通のプラットフォームが必要になるため開発されました。
TRUSTは国内取引所の、Coincheck(コインチェック)や、bitFlyer(ビットフライヤー)を適用していますので、バイビットへの送金は可能です。
通知システム「Sygna Bridge(シグナ・ブリッジ)」とは
出典:Sygna Bridge
Sygna Bridge(シグナ・ブリッジ)はトラベルルールを遵守する目的で開発され、取引所の間で顧客情報を共有するためのプラットフォームです。Sygna Bridgeを使えば低コストでトラベルルールを遵守できたり、顧客情報の暗号化によって安全にやりとりできたりします。
バイビットへ送金するときに対応している国内取引所は、bitbank(ビットバンク)やBitTrade(ビットトレード)などです。
バイビット(Bybit)の出金方法
ここではバイビットの出金方法を見ていきましょう。
まず、出金するには先述したように「Google Authenticator(グーグルオーセンティケーター)」というアプリが必要ですので、あらかじめインストールしておきましょう。
Android版とiOS版の両方がありますので必要な方をインストールしてください。
手順1.アプリの右下にある「資産」を選び「出金」をタップしましょう。
手順2.出金したい仮想通貨を選びます。今回はXRP(リップル)を選びます(検索すると早く見つかります)
手順3.入金アドレスや必要情報(メタマスクや国内取引所のウォレットアドレス)を入力します。
今回は国内取引所の「bitbank(ビットバンク)」を使って出金いたします。
手順4.bitbankにログインし、「メニュー」から「入金」を選びます。
手順5.XRP(リップル)をタップします。
手順6.「宛先タグ」と「XRP預入用アドレス」をコピーしておき、バイビットの「アドレス」欄と「タグ/メモ」欄にそれぞれ貼り付けてください。
手順8.バイビットに戻り、手数料を確認して問題なければ「出金」をタップします。
以上で出金は完了です。
バイビット(Bybit)のボーナスキャンペーン
2024年11月現在バイビットが開催しているボーナスキャンペーンについて解説いたします。バイビットは多くのキャンペーンを毎月のように開催していますので、お得に利用できます。ぜひ参考にしてみてください。
【2024 VIP秋冬特別企画】全員100%当選!最大10万USDTを狙おう。さらにVIP体験カード獲得のチャンス。 |
最大10万USDTのボーナスとVIP1またはVIP2の体験カード |
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100 USDTの損失補償券で初めてのコピートレードをサポート。 |
最大100 USDTまで補填するコピートレード引換券を受け取れます。 |
キャンペーンの種類は多いのですが期間限定のものも多く、気になるキャンペーンがあれば早めに申し込みしておきましょう。申し込みはワンクリックで簡単にできます。
バイビット(Bybit)を利用するときの注意点
バイビットを利用するにあたって4つの注意点を詳しく解説いたします。
- 資産の消滅やトラブルはすべて自己責任
- 資産表示が日本円ではない
- 取引するときはリスクを確認する
- 利益が出た場合は必ず確定申告する
上記のことを知れば、安心安全にバイビットを利用できるようになります。
1.資産の消滅やトラブルはすべて自己責任
バイビットには信託保全がありませんので、倒産した場合は資産が消滅してしまう可能性があります。信託保全とは、投資家より預かった証拠金や損益を顧客と自社の資産に分けて信託銀行に信託して管理することをいいます。
国内取引所には信託保全がありますがバイビットにはありませんので万が一の時にリスクを背負う可能性もあります。
また、バイビットは金融庁の許可を得ずに運営していますので、ハッキングや詐欺、送金アドレスの誤入力などをしてしまった場合も資金が戻ってくるとは限りません。2段階認証を使ったり、送金時に操作を間違えないようにしたりすればリスクを抑えられます。
2.資産表示が日本円ではない
バイビットの取引画面は日本円ではなくすべて米ドル表記になっています。日本円で資産を確認するには米ドルを日本円に変換する必要があるため、海外取引所が初めての人は戸惑うこともあるでしょう。
対策は、ドルを円に換算できるサイトを使い正確な金額がわかるようにすると良いでしょう。
例えば、「Xe」というサイトを使えばすぐにドルを日本円に換算できます。取引に慣れてしまえば換算もスムーズになるので問題なく取引できるようになります。
3.取引するときはリスクを確認する
バイビットにはデリバティブ取引や暗号資産ローンなど、やや複雑なサービスが提供されています。バイビットは複雑なサービスでも通常の取引メニューに配置されているため、気になって取引してみたいと思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、資産を増やしたいなどの理由で知識がない状態で挑戦してしまうと、大きなリスクを背負うことになります。
特にデリバティブ取引や先物取引などは専門知識が必要になるので、安易に試さないことが重要です。仕組みやリスクを理解し、よくわからない状態であれば投資するのは避けてください。
4.利益が出た場合は必ず確定申告する
バイビットは海外取引所ではありますが、日本国内に住みながら取引をして20万円以上の利益が出た場合は確定申告を実施する必要があります。
例え、国内取引所で日本円に換金してなくても確定申告の対象となりますので注意してください。
もし、申告漏れや無申告の場合は、延滞税や加算税、無申告加算税が適用され税率が大幅に高くなるため必ず申告しましょう。
国税庁は151の国と地域で「租税条約」を締結しているため、無申告の場合は必ず知られてしまいます。
海外の取引所で得た分の申告は非常に複雑なので、自身で申告できないようでしたら専門の税理士に相談しましょう。
バイビット(Bybit)のよくある質問
Q:バイビット(Bybit)は海外の取引所のようですが、どこの国の取引所ですか?
A:Bybitは2023年4月17日からドバイの世界貿易センターに本社を構えてます。
以前はシンガポールやバージン諸島に本社を構えていましたが、公式サイトより本社を移転したことを公開しています。
Q: バイビット(Bybit)は日本法人がありますか?
A:いいえ、バイビットは日本に法人を設立していません。日本に拠点がないので、日本の金融ライセンスを取得していなくても取引所としての活動は可能です。なお、バイビットはアジアでは香港や台湾に拠点があります。
Q: バイビット(Bybit)が日本人の利用を今後禁止することはありそうですか?
A:2024年の時点でBybitが日本人の利用を禁止する可能性はありません。バイビットは金融庁から警告を受けていますが、日本人でも利用できます。もし、金融庁が日本の金融ライセンスを取得していない取引所に対して「警告以上」のペナルティを課せられた場合は日本市場からの撤退も考えられます。
Q: バイビット(Bybit)への入金はどれぐらいで反映されますか?
A:およそ30〜1時間ほどで入金反映されます。しかし、ブロックチェーンの混雑状況によってはそれ以上の時間がかかってしまいます。
Q: バイビット(Bybit)への入金手数料はいくらかかりますか?
A:入金手数料は無料です。国内取引所からバイビットへ送金する場合は送金手数料が発生します。また、クレジットカードで入金する場合はプロバイダ側で決済手数料が発生しますので注意してください。
Q: コピートレードではどのような手数料が発生しますか?
A:コピートレードでは資金調達料と取引手数料が発生します。追加の手数料は発生しません。詳しくはコピートレードのFAQをご確認ください。
Q:P2P(ピアツーピア)の取引手数料はいくらですか?
A:バイビットのP2P取引は販売者と購入者いずれも手数料は発生しません。しかし、決済方法に応じて(クレジットカードなど)決済プロバイダーに取引手数料を支払う必要があります。
Q: 本人確認にはどれぐらいの時間がかかりますか?
A:およそ15分ほどで完了します。しかし、確認作業が複雑な場合もあるため最大で48時間かかることもあるようです。もし、時間がかかっているならカスタマーサポートに問い合わせてみてください。
Q:メタマスクのようなプライベートウォレットもトラベルルールの対象ですか?
A:いいえ、メタマスクなどのプライベートウォレットは、トラベルルールの対象外になっていますので送金制限はありません。
Q:トラベルルールに従わないと罰則を受けることになりますか?
A:罰則を受けることはありませんが、出金に関わるサービスを受けられなくなります。
まとめ
バイビットは公式サイトやスマートフォンアプリ、サポートセンターに至るまですべて日本語に完全対応していますので、日本人ユーザーが多く利用しています。
取引高も世界でトップ3で知名度もあるため流動性が高く、希望価格で取引できるでしょう。
日本円を直接入金できないところや、出金に制限がかかるというデメリットはあります。
しかし、バイビットはセキュリティが非常に高く、ハッキングや詐欺、システム障害になるリスクは極めて低い取引所ですので初心者でも安心して利用できます。海外取引所を使って利益を出してみたい方は、ぜひバイビットを検討してみてください。