毎週お届けしている「コインテレグラフ編集部が選ぶ仮想通貨週間ニューストップ3」。

今週は引き続きビットコインが横ばい推移が続く中で、アルトコインが好調なマーケットが続いている。そんな中でも今週は中央銀行デジタル通貨に大きな進展が見られたほか、全世界の著名人を巻き込む大ニュースがあった。

早速、第3位から見てみよう。

第3位は「エルサルバドルの村が仮想通貨ビットコイン経済に移行(7月16日)」だ。

中央アメリカ、エルサルバドルに位置するサーファーの楽園「エル・ゾンテ村」。普段は観光客で賑わう地域だが、新型コロナウイルスの影響で地域経済が大打撃を受けている。

その危機的状況として、エル・ゾンテ村が対策として踏み出したのが「ビットコインで経済を回す」ことだ。ビットコインを現金化せずにビットコインで生活のあらゆる決済に使う取り組みに乗り出した。


第2位は「日本政府がCBDCを本格検討へ、「骨太の方針」に盛り込む予定(7月15日)」。近く安倍内閣が閣議決定する経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)に中央銀行デジタル通貨(CBDC)が盛り込まれることがわかった。

日銀はこれまでに「発行する計画はない」との態度を繰り返していたが、日本政府が本腰を上げてようやくCBDCに取り組むことを表明することになりそうだ。

CBDCでは中国がデジタル人民元のテストをすでに始め、世界をリードしている。今週は英国の中銀であるイングランド銀行総裁がCBDCの検討を明かしたほか、シンガポールでも商業用の実装準備が整ったことが発表された。

コインテレグラフジャパンでがすでに報じているように、日本の政治家からはすでに危機感が表明されていたCBDC。今後は日本政府の動きも活発化しそうだ。

注目の第1位はツイッターでバラク・オバマ前大統領をはじめ、イーロン・マスク氏やマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏などのアカウントが乗っ取られ、ビットコインを騙し取ろうとするツイートが流れた事件だ。

著名人だけでなく、仮想通貨取引所バイナンス、コインベース、ジェミナイなど大手の取引所アカウントも乗っ取られたことが判明している。

今回の被害の原因はなんだったのか。

詳しい内容は動画から確認してみよう。

 

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