分散型ウェブにフォーカスした非営利団体「Web3財団(W3F)」ライアン・ズラー理事が退任する意向を発表した。8月5日にツイッターで発表した。W3Fでの自身の役割を終え、今後は投資および分散型自律組織(DAO)に情熱を傾けるとしている

ズラー氏はツイッターで退任の理由を説明。イーサリアム(ETH)共同設立者ギャビン・ウッド氏と共同で立ち上げた「ポルカドット(DOT)」のトークン販売を成功させたことなどに触れ、自身の役割を果たしたと述べている。

「DOT販売の成功、組織として強い立ち位置における@web3summit & the Foundationの成功で、私は次のステップに移るべく今年末に卒業し、私が最も熱意を注ぐもの、資本を導入して初期段階のチームを構築することに戻る」

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退任後はDAOの成功目指す

ズラー氏はまた、DAOの成功を追及することに高い価値を置いていると強調した。DAOとは、ブロックチェーン技術やスマートコントラクトを活用した非中央集権的な組織のことだ。

ズラー氏は、持続可能なDAOの確立に向けて活動していくと表明している。

「素晴らしい才能を魅了し選別し、真のイノベーションと意義ある実験をサポートし、メンバーらに桁外れの価値をもたらすひとつの持続可能な分散型組織の夢は、私の謙虚な意見では、最も切実なプロジェクトだ」

同氏は、8月19日に開催されるWeb3サミットで新たなDAOの詳細を発表するとしている。

DAOを巡っては今年6月、ブロックチェーン開発者組合「ドーグ(dOrg)」が、法的地位を獲得するため、米バーモント州の州法(States law)に基づき有限責任会社(LLC)を米国で初めて設立したと報じられている

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版