11月はビットコインのボラティリティ(変動幅)が激しい月として知られている。ユーチューブで8万人近いフォロワーを持つ仮想通貨アナリストのThe Moonは、今年の11月も例外ではなく「11月末までに大きな動きがある」と予想した。
(出典:Coin360「ビットコイン/米ドル(11月)」)
以下は過去5年間のビットコイン11月のパフォーマンスだ。
2014年11月 約25%のプラス(310ドルでスタート。2、3日で450ドルまで上昇するも380ドルで取引を終える。)
2015年11月 約23%のプラス(300ドルでスタート。2、3日で470ドルまで上昇するも370ドルまで下がる。)
2016年11月 約3%のプラス (710ドルでスタート。10%近くのアップダウンを繰り返すも結局730ドルで終了。)
2017年11月 約50%のプラス(6400ドルから9300ドルまで急騰。)
2018年11月 約47%のマイナス(ビットコインは14日に6000ドルのサポートを下回り一気に3000ドル台まで下落。)
今年11月は「はっきりとした強気サイン」
The Moonは、短期ではCMEのギャップが埋められることが懸念材料であるものの、サポートとレジスタンスの間でバウンスする動きを見せていることに加えて取引量が減っていると解説。これは「大きな動き」の前兆だと述べた。
(出典:The Moon「ビットコインのトライアングル(レジスタンスとサポート)と200日移動平均線(赤)」)
また、10月末の40%急騰で200日間移動平均線の上に戻ったことについて「かなりはっきりとした強気サインだ」とし、月末までには1万1500ドルまで上昇する波を作り出すだろうと予想した。
同じくテクニカル分析で定評のあるアレッシオ・ラスターニ氏は、先月末にビットコインは底をつけたと確認し、次のターゲットは1万5000ドル〜2万ドルになると分析していた。
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