過去3日間ほど9000ドル代前半で推移しているビットコインだが、果たして底をつけたのか?著名仮想通貨アナリストのアレッシオ・ラスターニ氏は、底をつけたと考えられる理由が3つあると解説した

(出典:Coin360 「ビットコイン/米ドル(1週間)」)

既報の通り、ラスターニ氏は「ワイルドカード・シナリオ」を予想している。底をつけたというのは、ビットコインは矢印3の方向に進むということだ。

(出典:Alessio Rastani「ワイルドカード・シナリオ」)

ラスターニ氏は、そのように考えられる理由が3つあると指摘。

1. 200日間SMAのサポート死守

2018年にビットコインが過去最高値から急落した際にも200日間SMA(単純移動平均線)がサポートになった。ラスターニ氏は、週末を除いたデータで、ビットコインが暴騰した26日にも200日間SMAを超えている限り、ビットコインの反騰が始まる確率が高くなる解説していた。

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2. 8700ドル付近の重要なレジスタンスを突破

ビットコインは先週末、200日SMAをサポートに反発して、最近の高値を突破した。ラスターニ氏は、8700ドル付近にある水準を突破して取引を終えたことが意義深いとみている。

(出典:Alessio Rastani「重要なレジスタンスを突破」)

3. 週ベースの21EMAを突破

ラスターニ氏によると、週ベースの21EMA(指数平滑移動平均線)は強気と弱気の境目。上回っている限りは買い手がコントロールしていることを示しているという。

(出典:Alessio Rastani「21EMA(青)を突破」)

ラスターニ氏は、もし底をつけたことになれば、次のターゲットば1万5000ドル~2万ドルになるだろうと述べた。