米下院議員、仮想通貨ビットコインを称賛、リブラを批判

米議会下院の少数党院内総務ケビン・マッカーシー議員(共和党)は、16日に出演したCNBCの中で、ビットコインを称賛する一方でフェイスブックのリブラを批判した。

マッカーシー議員は、ビットコインの分散型という性質とセキュリティの高さを高く評価。次のように述べた。

私はビットコインが好きだ。現在、望ましい形で存在できているか?答えはノーだ。しかし、ビットコインのリアルな長所はブロックチェーンだ。セキュリティーが高いところだ。政府にブロックチェーンを使い始めてもらいたい」

一方、マッカーシー議員は、ハイテク企業が金融業を始めることは公正な競争に反すると主張。リブラを念頭に、消費者を分散型と信じさせる一方で実際は中央集権的なシステムを築いていると矛盾を指摘し、実際リブラ協会に入るためには1000万ドル支払わなければならないと批判した。

「もしすでに大企業で力がある企業であれば、1000万ドル払えることができる。(大手企業が)この業界に入れば全ての競争を無くしてしまう。ウーバーだけを使うことになるだろう。一部の銀行だけに行くことになるだろう。フェイスブックだけ使うことになるだろう」

リブラの運営を行うリブラ協会に加盟するためには1000万ドル支払う必要がある。ウーバーはすでにメンバーになっており、将来的には銀行も加盟するとみられている。

16日は米議会上院でリブラに関する公聴会が開かれ、フェイスブック子会社のデービッド・マーカス氏は厳しい質問責めにあった。ビットコイン価格は公聴会が開かれる中、1万ドルのサポートを下回った。

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17日には米議会下院でリブラの公聴会が開かれる。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版