米SECと司法省 米仮想通貨取引所ビットファンダー創業者を起訴

 米証券取引委員会(SEC)と司法省(DOJ)が21日、現在閉鎖されている仮想通貨取引所ビットファンダーの創業者ジョン・E・モントロール被告を連邦証券法違反で告訴した。

 SECが発表した声明によると、モントロール被告には次の容疑がかけられている。

 ・未登録の証券取引所運営
 ・未登録証券の売出しについて事実と異なる発言
 ・ユーザーのビットコイン着服
 ・6000BTCを失ったサイバー攻撃についての未開示

 ビットファンダーでは2013年、ハッカーが取引所のプログラミングコードの脆弱性を突き6000BTC以上を不当に引き出した。当時のレートで72万ドル(7700万円)相当を失った責任から逃れるため、モントロール被告はハッキングを受けたことを否定し、さらにSECの捜査官に対し偽造された残高証明を提出したという。

 また米司法省も21日、モントロール被告が米連邦政府に逮捕・拘留されたと発表した。DOJは、モントロール被告を偽証罪2件と司法妨害罪1件で告訴。偽証罪は最長5年、司法妨害罪は最長20年の判決を受ける。

 米政府にとって仮想通貨投資家の保護が引き続き最優先の懸念となっている。SECニューヨーク地区事務所のマーク・バーガー所長は「取引所は扱うのがデジタル資産、トークン、または通貨であるかにかかわらずSECに登録しなければならない。投資家保護と証券法遵守のため、我々はこの種のプラットフォームを注視し続ける」としている。

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