ユニスワップ・ラボの社長兼最高執行責任者(COO)を務めていたメアリー=キャサリン・レーダー氏が、同社を退任したと報じられた。任期は約4年にわたる。

ブルームバーグが火曜日に報じたところによると、レーダー氏は今後、次のキャリアに進むまでの間、アドバイザーとして同社に留まる予定。ユニスワップの広報担当者は「彼女の貢献を引き継ぎ、今後も開発を続けていく」とコメントしたという。

レーダー氏は、伝統的金融業界から仮想通貨業界へと早い段階で転身した著名人の一人だった。ブルームバーグによれば、2021年にブラックロックからユニスワップに参加し、それ以前はブラックロックのマネージングディレクター兼Aladdinサステナビリティ部門のグローバル責任者を務めていた。

ユニスワップは、イーサリアム上で最大規模の分散型取引プロトコルであり、2018年にヘイデン・アダムス氏が創設した。次期社長はまだ指名されていない。

コインベースやバイナンス、クラーケンなどの中央集権型取引所とは異なり、ユニスワップではユーザー同士が直接トークンを交換できる。DeFiLlamaによると、過去30日間の取引高は730億ドルを超えている。

ユニスワップにおけるレーダー氏の功績

社長兼COOとして、レーダー氏は財務、法務、人事、マーケティング、政策、カスタマーサポートといった社内インフラの整備を主導し、開発者中心だったユニスワップを組織化された企業へと移行させた。

2022年10月には、評価額16億6,000万ドルで1億6,500万ドルの資金調達を成功させた。

また、2024年4月に米証券取引委員会(SEC)からウェルズ通知を受けたことを受けて開始された調査は、2025年2月に執行措置なしで終了した。

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