ユニスワップ・ラボは、Google Playストアにて、スワップ機能を内蔵したAndroid用のモバイルウォレットアプリを公開した。

デザイン担当副社長のカリル・カプオッツォ氏によると、新しいアプリは、ユーザーがアプリ内から分散型取引所(DEX)を通じてスワップを行うことが可能で、別途ウェブブラウザの拡張機能を必要としない。

このアプリは10月12日にクローズドベータ版としてリリースされたが、Android版が一般公開されたのは今回が初めてだ。iOS版は4月にリリースされている

Uniswap mobile app demo. Source: Uniswap Labs

ユニスワップは現在、契約に30億ドル以上の仮想通貨をロックアップしている。このDEXはユニスワップ・ラボが開発し、ユニスワップの分散型自治組織ユニスワップDAOが管理している。

カプオッツォ氏は、ユーザーからのフィードバックを受け、アプリのウォレットアドレス表示位置を変更したと語った。これにより、ユーザーが自身のアドレスをコピー&ペーストするのが容易になったという。

さらに、ユニスワップは新たな言語をサポートし、現在は英語、スペイン語、日本語、ポルトガル語、フランス語、中国語(繁体字と簡体字)に対応している。また、ユーザーが自国の通貨で仮想通貨の価値を表示できる設定も追加した。

カプオッツォ氏は、ユニスワップのAndroidアプリは、チームに対して最も要望が多かったものの1つであり、需要は高いと予想している。「ツイッターのリプライやコミュニティからは常に『Android版はいつ? Android版はいつ?』と問い合わせがあった」とカプオッツォ氏は語った。そして、ユーザーに対して、引き続き改善提案を提出するように促している。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン