分散型取引所ユニスワップは13日、iOS向けモバイルウォレットをローンチした。このアプリはiPhone等のiOSデバイスで利用可能で、一部の国のアプリストアでダウンロードが可能だ。

ユニスワップのチームは3月3日にアップルが同アプリをストアからブロックしていると不満を漏らしていたが、今回の発表では「ほとんどの国で利用可能になった」とのべている。

新しいウォレットではイーサリアム、ポリゴン、アービトラム、オプティミズムネットワーク等に接続してトークンを交換できるようになる。また、WalletConnectを介して、任意のイーサリアムアプリに接続することもできる。

またアプリ内で保管されている非代替可能トークン(NFT)に関する詳細な情報を表示できる。これには、フロアプライスやコレクション情報も含まれる。

ユニスワップはイーサリアム最大の分散型仮想通貨取引所であり、スマートコントラクト内に34億ドルの仮想通貨がロックされている。

コインテレグラフはアプリが利用可能な国のリストについてユニスワップチームに問い合わせたが、記事掲載時点では回答を得ることができなかった。