英国情報通信庁、1億円の助成金でブロックチェーンで電話番号管理へ

英国情報通信庁(Ofcom)は8日、ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)からブロックチェーン技術を探るために70万ポンド(約1億円)の資金を受け取ったと発表した。

この助成金は、英国の電気通信規制当局が、ブロックチェーンを使い、固定電話番号の管理を改善できるかを調査するのに利用する。

2016年に設立されたBEISは、46の機関と公共団体の支援を受け、ビジネス、産業戦略、科学、革新、エネルギーと気候変動政策を担当する政府部門だ。

発表によると、Ofcomは、ブロックチェーン技術を使用して数百万の電話番号の移動と管理をテストし、代理店自身が作業を調整することを検討している。

規制当局によると、以前の中央集権的なデータベースを形成する試みは失敗した。これは、コラボレーティブな障壁と高いコストが原因だった。

Ofcomは、規制や事業コストの削減、迷惑電話や詐欺に対するより効果的な管理、そして「業界の俊敏性の向上」を主なメリットとして、ブロックチェーンの可能性を指摘しているOfcomのCTO(最高技術責任者)Mansoor Hanif氏は次のように述べている。

「われわれは業界と協力して、固定電話顧客が番号を保持しながらプロバイダーを切り替え、迷惑電話を減らすために、ブロックチェーンがどのように利用できるかを探求する。そしてブロックチェーンのように消費者に利益をもたらす革新的な技術がある他の分野へも研究を拡大する予定だ」