「分散型インターネット」プロトコルトロン(TRON)のTRXトークン価格は8日、およそ8%の急上昇を示した。ジャスティン・サンCEOが、今後のアップデートによりトロンはイーサリアムをスピードで、EOSをコスト面で上回ると主張したためだ。

サン氏は「コミュニティコンセンサス」の結果として、トロンの最新バージョン「Odyssey 3.1」はシンガポール時間で午後8時に有効になるとツイッターで確認した。

この変更には、開発者がTRONメインネットに移行する前にスマートコントラクトをテストできるようにする、TRON仮想マシンの発売が含まれる。CEOは以下のように発言している。

「TRONはETHに対して200倍速く、EOSに対して100倍安くなる。分散型アプリの開発者とユーザー、これはあなた方のためにある」

TRXは2018年の仮想通貨全体の弱気市場で苦しんでおり、現在約0.027ドルで取引されている。最高値は0.21ドルだった。