仮想通貨トロン、ビットトレント基盤の「ビットトレントファイルシステム(BTFS)」開発計画を発表

仮想通貨トロン(TRX)を展開するブロックチェーンプラットフォーム「トロン」は、ビットトレントベースバージョンの分散ファイルシステム「インタープラネタリー(惑星間)・ファイルシステム(IPFS)」にあたる、「ビットトレントファイルシステム(BTFS)」開発計画を発表した。5月30日、コインテレグラフに共有されたプレスリリースで明らかにされた

プレスリリースによると、BTFSは、オープンソースソフトウェア(OSS)のIPFSの変種にあたり、「 ユーザーは、自分のコンピューター上のストレージ上で、他の個人や企業とともにデータ転送を行え、ホストとなれる」という。また、BTFSの内部テストは5月下旬に開始済みとした。

2018年7月の買収以来ビットトレントのCEOとなった、TRX創設者ジャスティン・サン氏は、次のようにコメントした。

「我々は、BTFS、『ビットトレント(BTT)』トークン、BTTを報酬として用いるビットトレント・スピード機能とブロックチェーンの統合により、仲介者や政府の介入なしに、世界中のユーザーが迅速かつ個人的に対話できるプラットフォームを作成している。」

またこの発表では、マッキンゼー・グローバル・インスティテュート(MGI)による2018年のレポートからの引用として、「10億ドル(約11億円)以上の収益を持つ世界最大の民間企業および公的企業5750社のうち、上位1%が経済的利益の36%を獲得したことを明らかにした」と主張した。

さらにプレスリリースでは、次のように指摘した。

「分散型インターネットでは、広告の販売、データ収集、その他の手法による収益の一部が、大企業の(広告)ビジネスモデルを受け入れた人々に還元されるというシナリオが生まれる。」


翻訳・編集 コインテレグラフ日本版