トレーダーたちがTradingViewシグナルに基づいた判断を行えるよう支援する、取引ボットプラットフォームの新たなプロダクト機能が公開された。

トレーダーは(非常に経験豊富な場合であっても)簡単な仕事ではなく、特に仮想通貨業界においてはその難易度がはるかに高い。プレッシャーを感じながら非常に限られた時間の中で判断をすることは相当に「堪える」作業だ。そこで、トレーダーたちの助けとなるのが取引ツールやチャートの存在である。オンラインデータプラットフォームのTradingViewは、非常に人気かつ使いやすいトレーダー向けツールだ。これを用いて価格を追跡したり、株や債権、インデックス、仮想通貨など、様々なアセットを分析することができる。

トレード初心者は、経験のあるトレーダーによるTradingViewのインサイトを用いることでより良い投資判断ができるようになる。経験のあるユーザーにとっても、同プラットフォームは日々の仮想通貨取引のルーチンにとって欠かせない。

TradingViewのシグナルには様々なものがあり、TradeSantaのadvancedまたはmaximumプランに登録することで利用できる。シグナルはカスタマイズすることもできるし、プリセットのものを使うこともできる。またユーザーは、バイナンス(現物取引および先物取引を含む)やフォビ、OKEx、Coinbase Pro、HitBTCを介して取引を行うことができる。

取引をもっとシンプルに

取引ボットを搭載したクラウドプラットフォームであるTradeSantaは、2つのTradingViewシグナルのオプションを提供している。TradingView Screenerに基づいたビルトインの事前設定シグナルと、ユーザーがTradingViewサイトで作成・獲得し、Webhookを介してボットと接続できるカスタムシグナルの2つだ。現在、シグナルは新たな取引で用いることができる。また、カスタムTradingViewシグナルでプラットフォームのボットを停止したり、または最後のサイクルのオプションをONにしたりできるストップシグナルオプションも追加された。

TradeSanta

TradeSantaによれば、同プラットフォームは現在19万ものユーザーを有しており、完了した取引は2,000万件以上にのぼるという。

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カスタムTradingViewシグナルにより、ユーザーは、TradingViewコミュニティで得られるアラート、あるいは自作したアラートをTradingSantaのボットにWebhookで接続できる。独自のメッセージをボットページからコピーして、それをTradingViewアラートにペーストするだけで良い。

プリセットのTradingViewシグナルは、テクニカル分析ツールであるOscillatorsのTradingView Screener機能と、トレンド追跡インジケーターに基づいている。ユーザーは、ロングならStrong BuyまたはBuy、ショートならSellまたはStrong Sellから、シグナルのどの値を用いるか選ぶことになる。

TradeSantaのチームは、この機能はこれから予定されている、「仮想通貨取引をより分かりやすくかつユーザーフレンドリーにする」上での数多くの実装のうちの最初のステップに過ぎないとしており、専門知識や数年来の経験がない人にも気軽にコミュニティに参加してほしいとコメントしている。

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