仮想通貨取引プラットフォームeToro、ブロックチェーンを活用したソーシャルプロジェクト発表、グローバルな経済格差に挑む

取引プラットフォームeToroは7日、グローバルな経済格差の問題に取り組むため、ブロックチェーンを使ったソーシャルプロジェクト「グッドダラー(GoodDollar)」を発表した。グッドダラーと呼ぶ仮想通貨を発行し、伝統的な金融システムにアクセスできない人々の経済的ツールとして活用するという。

「Good Dollar」は今週、ポルトガルのリスボンで開催されたWebサミットで発表された。コインテレグラフが入手したプレスリリースによると、eToroはこのプロジェクトに100万ドルの資金を投資し、より多くのパートナーがイニシアティブに加わることを求めている。

このプロジェクトは、伝統的な金融システムにアクセスできない「アンバンク」の人々らに経済的ツールを提供してグローバルな経済的格差を減らすのを目的とし、非投機的な仮想通貨を作り出すものだ。分散型ソリューションによって、仲介者が介在することなく、直接人々が資金を得ることができるようになるのをサポートするという。

仮想通貨・ブロックチェーンを寄付や慈善事業といったソーシャルプロジェクトに活用する動きは広がっている。例えば、国連女性機関は、ヨルダンの難民キャンプでブロックチェーン技術を現金配布に活用。このプログラムでは虹彩をスキャンすることで、ブロックチェーン上に取引を記録し、資金の透明性を確保する。

大手仮想通貨取引所のバイナンスは10月下旬、ブロックチェーンを利用した寄付プラットフォーム「ブロックチェーン・チャリティー・ファンド(BCF)」を発表した。同ファンドはウガンダ東部の洪水や地滑りの被害者を支援するための資金調達に使用されるという。