仮想通貨市場全体の時価総額が日本時間で3日午後、7000億ドル(約78.6兆円)を突破し記録を更新した。本日本語記事作成時点で81兆円となっている。
今回市場をけん引したのはアルトコインでビットコインではない。
ビットコインは昨年12月17日に過去最高値となる2万ドルをつけた後反落し、22日には11833ドルまで下げた。仮想通貨全体の時価総額に占めるビットコイン時価総額の割合も一時過去最低の約34.97%まで低下している。
ちなみに昨日ペイパル創業者であるピーター・ティール氏のファンドがビットコインに投資していたという報道をうけ15000ドルまで戻している。
ビットコインの陰が薄れる中、リップル、イーサリアムが高騰したことに加えステラーやトロン等のあまり有名でない仮想通貨が20%以上上昇したことも市場をけん引した。
特に目覚ましいのがリップルで、時価総額ベースでイーサリアムを抜きビットコインの後につけた。
凄まじい勢いで価格上昇を遂げる仮想通貨。市場全体の時価総額100兆円到達までもう一息というところまできてしまった。