東急不動産とグルメSNSの「シンクロライフ」は、9月21日から「東急プラザ銀座」の飲食店で代金の一部をトークンで還元する実証実験を行う。トークンを使った新たな飲食店側のマーケティング手法にする狙いだ。シンクロライフを運営するGINKANが19日に発表した。

東急プラザ銀座の中にある飲食店21店舗を対象に、飲食代金の3%分をシンクロライフで使われているトークン「シンクロコイン」で還元する。9月21日から1ヶ月間行うという。

実証実験に参加するにはシンクロライフのアプリが必要だ。会計時にアプリのウォレットのQRスキャン画面を提示。その後、飲食代金の3%分にあたるシンクロコインがユーザーのもとに還元される仕組み。

GINKANが運営しているSNS「シンクロライフ」はブロックチェーンを活用し、飲食店のレビュー貢献度に応じてユーザーにトークンを報酬するシステムを導入している。昨年9月に香港法人を通じて「シンクロコイン」のICOを実施。今年9月25日に仮想通貨取引所のLATOKENに上場する。実証実験で還元されるコインはLATOKENのレートに応じて付与される。