東海東京フィナンシャル・ホールディングスが日本でのデジタル証券取引システム構築に向けて動き出している。
日本経済新聞の24日の報道によれば、東海東京は日本のブロックチェーン開発企業ハッシュダッシュホールディングスに出資する。日本でのデジタル証券取引所開設を目指すという。シンガポールのデジタル証券取引所「iSTOX」を運営するICHX TECHもハッシュダッシュに出資する方向で、日本とシンガポールの取引システムの接続する構想だという。
過去の報道によれば、東海東京は既にICHX TECHに出資している。東海東京とICHX TECH、ハッシュダッシュの3社でデジタル証券取引システムの構築に乗り出すことになる。
日経によれば、東海東京などの3社は今年夏にも日本の不動産をデジタル証券化し、シンガポールのiSTOXに上場させる計画だ。将来的には不動産以外の知的財産や社債などもデジタル証券化していくという。
東海東京は昨年12月、日本の仮想通貨(暗号資産)取引所フォビジャパンにも出資している。将来的にIEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)の展開も検討していると報じられていた。