グリフィン教授らの「ビットコイン最高値更新にクジラ1頭」説、仮想通貨業界から猛反論【ニュース】

「2017年にビットコインが過去最高値を記録した背景にはたった1頭のクジラがいた」と主張する米テキサス大学のジョン・M・グリフィン教授らの論文に対して、仮想通貨業界からブーイングが起きている。

グリフィン教授らは、「ビットコイン価格を動かしていたのは数千の投資家ではなく、たった1人の大きな投資家だった」と指摘。論文の詳細は明らかにはなっていないが、仮想通貨取引所ビットフィネックスにいるたった1頭のクジラ(大口投資家)がテザーを使ってビットコインの価格操作をしていたという従来の主張をアップデートした

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これに対して仮想通貨業界は反論。

ブロックキャピタルの共同創業者アリ・ポール氏は、「金融資産がどのように機能するかについて初歩的な誤解をしている」と指摘。「GLD(金のETF)が1つのカストディアンと1つの発行と償還を行う1つの実体によって取り扱われているからといって、GLDが1人によってほぼトレードされていると主張するようなものだ」と述べた。

また、ブロックストリーム社の最高戦略責任者(CSO)であるサムソン・モウ氏は、クリプトスレートの取材に対して「馬鹿げている」と発言。次のように述べた。

「グリフィンとシャムズの論文は馬鹿げている。これら『学者』による最新のアップデートには笑ってしまう。もし1匹のクジラがビットコイン価格やその他数百の資産を操作できると信じているなら、彼らはサンタクロースがトナカイのソリで世界中の全ての子供にプレゼントを配っているとおそらく信じているだろう。」