中国の新型肺炎、ビットコインにはマイナス要因か=アナリストが指摘【仮想通貨相場】

1月24日の仮想通貨市場は全面安の展開となっている。ビットコインは足元では8300ドルを割り、24時間比1.8%下落の8293ドルで取引されている。アルトコインはより大きく値を下げており、イーサ(ETH)は4.3%下落、XRPも4.6%の下落だ。

(出典:Coin360 1月24日18:45時点)

中国の新型肺炎、「仮想通貨に資金は来ず」

中国で猛威を振るう新型コロナウィルス。中国内陸部の湖南省武漢市で発生し、感染者は日々拡大している。現在の報道では死者26人、感染者は830人に上っている。株式市場や為替市場ではリスクオフモードも指摘され始めている

世界経済がリスクオフモードとなれば、「デジタルゴールド」としてビットコインが上昇するというシナリオも考えられるが、OANDAのマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は否定的だ。

モヤ氏は、ブルームバーグに対して、ビットコインや仮想通貨をリスクアセットとして見ることについて懐疑論が高まっていると指摘する。

「中央銀行が一致してデジタル通貨のレビューを開始し、ビットコインETFについても楽観論が失われている。中国のコロナウィルスの懸念で、投資家は仮想通貨ではなく債券市場へと資金を逃避させるだろう」

またブルームバーグは、チェイナリシスのデータをもとに、仮想通貨取引所の上位50社のうち20社がアジア・太平洋地域にあり、19年にはビットコインの取引高の約4割を占めていたと指摘する。アジア市場が冷え込めば、株式や為替だけでなく仮想通貨にも影響が及ぶかもしれない。

既報の通り、ビットメックスのアーサー・ヘイズCEOは、今週末から始まる春節(旧正月)でビットコインのボラティリティと取引高は急減するとツイート。果たしてビットコインと仮想通貨にとって、春節効果と新型肺炎がダブルパンチとなるのだろうか。

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