今日から中国の春節(旧正月)の連休がスタートした。欧米や日本の年末年始における国際金融市場と同様に中国人市場参加者が少なくなる時期であり、100倍レバレッジが有名な仮想通貨取引所ビットメックスのアーサー・ヘイズCEOは、春節における仮想通貨取引高の減少を警告した。
新年快乐 The year of the rat starts this weekend. Time for #Bitcoin volatility and volumes to nose dive.
— Arthur Hayes (@CryptoHayes) January 23, 2020
「新年快乐。今週末からねずみ年が始まる。ビットコインのボラティリティと取引高が急激に減少する時だ」
中国市場の仮想通貨市場に与える影響の大きさから、春節について注目するアナリストは多い。連休中に中国人は帰省したり国内外を旅行したりするが、プレゼントを買うためにビットコインを売ることが考えられる。
ただ、実際に過去の歴史を見てみると、2011年以降、春節の間にビットコインは1日あたり平均0.6%プラス。春節前の3日間は1.6%プラス、春節前の5日間は1.1%プラスであり、春節による悪影響は見られていない。
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