テザーとビットフィネックス、仮想通貨の価格操作で訴訟を警戒 「インチキ論文」のせい

米ドルに連動するステーブルコインのテザー(USDT)と仮想通貨取引所ビットフィネックスは、テザーが価格操作に関与したという”インチキ”論文が公表されることで訴訟を起こされるかもしれないという声明を出した

この論文はまだ公表されておらず、「テザーの発行が仮想通貨市場の操作に使われていると誤ったことを書いている」という。「誤った仮定、不完全で選り好みされたデータ、誤った方法論」に基づいているそうだ。

また、この論文は査読されていないという。

ただ、両社は「倫理的でない弁護士」によって訴訟を起こされる可能性が低くないとみている。

両社は、テザーが準備金によって完全に裏付けられていると主張。「マーケットからの需要に基づき発行されており、暗号資産の価格をコントロールするためではない」とし、「テザーの効率性、流動性、適用範囲の広さから、不正に使われていると主張するのは無責任だ」と述べた。

昨年6月、仮想通貨テザー(USDT)が2017年のビットコイン価格の操作に使われたとする論文がテキサス大学のジョン・M・グリフィン教授とアミン・シャム氏によって公開された

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版