中国IT大手テンセントのデジタル銀行ウィーバンク(WeBank)は、金融コンソーシアムFISCOのブロックチェーンプラットフォームFISCO BCOS向けに、スマートコントラクト構築言語DAMLを統合する。4月16日に発表した

FISCO BCOSは金融コンソーシアムのFISCO(Financial Blockchain Shenzhen Consortium)によって構築されたブロックチェーンプラットフォームだ。

金融コンソーシアムFISCOの創設メンバーに、ウィーバンクの他、テンセント・クラウド、ファーウェイ、深センセキュリティーズ・コミュニケーションなどで、現在、世界に個人開発者1万人以上と500社以上のメンバーがいるとされる。

FISCO BCOSは、中国のブロックチェーンサービス・ネットワーク(BSN)の技術インフラとして選択されている。

DAMLは2016年に米デジタルアセット社が開発。オープンソースで、中国および世界の金融やサプライチェーンやその他の分野において、ブロックチェーンソリューションの開拓に役立つとされる。分散型台帳技術(DLT)を使用した契約の作成と履行する金融機関向けに構築された言語だ。デジタルアセットは、オープンではなくプライベートな実行環境での最適使用向けに言語をデザインしている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン