ソフトバンクは23日、日本IBMやTBCAソフトとの戦略的提携を発表した。2020年までに日本の首都圏を中心に、ブロックチェーン技術を活用したキャリア間モバイル決済システムを本格導入する。

TBCAソフトは技術とソリューションを、IBMはブロックチェーン技術、ソフトバンクは通信事業者の知見を提供する。

最終契約の詳細は今後数カ月で決定されるという。

3社はソフトバンクをはじめとする世界の大手通信キャリアで組織する「CBSGコンソーシアム」を通して協力。同コンソーシアムはブロックチェーンを活用したモバイルウォレットを開発し、通信キャリア間のクロス決済システムの構築を目指している。

CBSGはこれまでにモバイル決済システムのユースケースを2020年初頭に立ち上げる計画を明らかにしている。今回の発表では、まずは東京の首都圏を中心に本格導入を進めることが発表された。

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