AI(人工知能)関連の教育スタートアップRiiid(リード)が、英語能力検定試験TOEICを勉強する利用者に対して、仮想通貨サンタトーイック(STOEIC)を報酬として発行すると発表した。 韓国の有力経済紙である韓国経済が13日に報じた。
記事によると、TOEICの学習者は問題の回答による点数上昇と友達の紹介でサンタトーイックを受け取れる。学習者はTOEICの成績向上のために勉強をしながらコインを増やすことができる一方、企業側はプラットフォームの成長と人工知能の発展に役立つというメリットが見込まれるという。
サンタトーイックの報酬システム。学習者は友達紹介と問題回答による点数上昇でコインを受け取れる。
今後、サンタートーイックは、アップル社の人気イヤフォン「エアポッズ」など商品と交換したりTOEICの受験料の支払いに利用できるようになる予定だという。 対象商品やイベントの詳細は、2019年上半期にリリースする予定だ。
リード社は、サンタトーイックが取引所で現金化ができるようにコインの上場も計画している。ただ、仮想通貨を使った資金調達を使ったICO(イニシャル・コイン・オファリング)は考えておらず、「学習効果を上げる”報酬” システムの構築という点でブロックチェーン技術を導入する」と述べたそうだ。