仮想通貨データを手掛けるグラスノード(Glassnode)によると、ビットコイン(BTC)はさらなる価格上昇の兆しを見せているが、マクロ市場は依然として強気相場を終わらせる可能性がある。

グラスノードは毎週更新される最新のレポートで、オンチェーンのファンダメンタルズは強気市場の潜在的な始まりを示しているが、外部の市場的な要因がこの強気の動きを止める可能性もあると指摘している。

「次の強気市場の始まりかもしれない」

BTC価格が11,500ドルを挑戦した際、グラスノードは様々なネットワークのファンダメンタルズを指摘している。

グラスノード・ネットワーク・インデックス(GNI)でみてみると、流動性とネットワーク全体の健全性は明らかに強気となっている。ただビットコイン保有者(ホドラー)によって取得されるビットコインの量が減少したことは、センチメントの低下として認識されている。

しかし、全体としてGNIは73/100となっており、前週と比べて3ポイント上昇している。

出典: Glassnode グラスノードのGNI

それは別に、グラスノードのCompassツールは10週連続で強気を見せ続けている。

「2ヶ月以上前に価格上昇を示してから、Compassでの強気ゾーンにおける位置は、BTCの価格に反映されている」と、レポートの中では述べている。

「一貫した強力なチェーン上のファンダメンタルズは、これが次の強気市場の始まりである可能性があることを示唆している」

ビットコインは「マクロセンシティブ」なまま

それにもかかわらず、ビットコインの強気相場の到来を台無しにしてしまう余地はまだ存在する。

「しかし、強気のセンチメントにもかかわらず、(多くのアナリストによって予測されているように)伝統的な市場の暴落は、3月のブラックトゥーズデイで見られたように、この強気の動きを止める可能性がある」と、グラスノードは付け加えている。

「このような、現在の金融市場の脆弱性を考えると、投資家は楽観的に慎重でいる必要がある」

ビットコインはマクロ経済的な要因、特にS&P500のような株式市場と高い相関関係を示している。ただ最近の数週間は、ビットコインは金などの安全資産に沿って価格が上昇していたため、この傾向には変化がみられていた。

出典: Skew BitcoinとS&P 500の6ヶ月チャート

3月の落ち込みにもかかわらず、ビットコインの回復は、金を確実に打ち負かしており、年初来のリターンは現在55%を超えている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン