米セントルイス連銀総裁、仮想通貨の乱立に未来はないとの見解示す

米セントルイス連銀のブラード総裁は19日、通貨の乱立は歴史的に成功した試しがないと指摘し、仮想通貨の未来を悲観的に予想した

ブラード総裁は、グローバル通貨立ち上げ競争は今に始まったことではない上に価値を電子的に移転することにも新しさはないと指摘。その上で、「パブリックとプライベートの通貨は競争の末に均衡し、共存する可能性がある」としつつも、通貨の一貫性の欠如(non-uniformity)が発生するだろうと予想。その場合は、交換レートにおける世界的なボラティリティ(変動幅)の高さが問題になると解説した。

The volatility of foreign exchange

(出典: stlouisfed

ブラード総裁は、米国では一貫性が欠如した通貨は成功しないという歴史的な前例があると指摘。次のように続けた。

「仮想通貨は、米国において一貫性が欠如した通貨の方向性に向かっている。歴史的に存在したが、好まれずに結局は取って代わられたケースだ」

ブラード氏は、1830年代に米国のマネーの90%が複数のプライベートな銀行券で発行されていたというデータを引用。不人気だっため、一貫した支払いレートが南北戦争時代に導入されたという。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版