韓国の通信社The Korea Economic Dailyが25日、公的年金基金である韓国教職員信用組合(KTCU)が、ビットコインETFへに投資を始める予定だと報じた。

韓国最大の機関投資家の1つであるKTCUは、2022年前半にビットコインETFまたはビットコインに関連したETFへの投資を検討しているという。

報道によると、KTCUは韓国の資産運用会社Mirae Asset Global Investmentsによるものを含む、複数のビットコインETF商品への投資を検討しているという。同社は、2021年4月にカナダの子会社Horizons ETFsを通じて、ビットコイン先物に連動する2つのETFを発売した。

KTCUの幹部は、「韓国のMirae Asset Global Investmentsによる、仮想通貨関連のETF商品があるため、国内の資産運用会社と協議した上で、ETF商品に投資する予定だ」と語ったと報じられている。

この幹部は、7月に米証券取引委員会(SEC)にビットコインETFを申請したMirae Assetの子会社、グローバルX ETFsによるビットコインETFへの投資の可能性についても言及した。

報告書によると、KTCUは韓国で2番目に大きな機関投資家であり、運用資産は402億ドルに達する。同年金基金は、投資額の40%をオルタナティブ資産に、10%を国内株式、9%を海外株式に割り当てている。KTCUは、潜在的なビットコインETF投資の規模などをまだ決定していない。