韓国が「ブロックチェーンのスペシャリスト」を育てるべく6ヶ月間のトレーニングコースを始めると地元メディアKIニュースが3日に報じた。韓国ではブロックチェーンに対する投資熱が高まっている。

このコースは、韓国政府と韓国規格協会(KSA)、香港のブロックチェーンスタトアップ「ウォルトンチェイン」が共同で運営。募集人数は42人だという。来年1月にコースがスタートし、受講者は「即戦力」になるための準備をするという。

ウォルトンチェインのウォン・サン・ヒョン氏は、KIニュースに対して次のように述べた。

「雇用やスタートアップの立ち上げのサポート、従業員の教育を一箇所で行える。健全なブロックチェーンのエコシステムを構築していく」

韓国政府はブロックチェーンへの投資を活発に行っている。先月14日にはブロックチェーンを含む国内の8産業に対し、来年に5兆ウォン(約4891億円)を投じて促進する計画を発表した。