韓国の仮想通貨投資会社ハッシュド・ベンチャーズが、アブダビのテックエコシステムグループ「Hub71」との提携を結び、アブダビに進出しようとしている。
ブルームバーグの報道によると、ハッシュドのサイモン・ソジュン・キムCEOは、同社がアブダビにオフィスを開設し、他の主要な韓国の仮想通貨企業とも協議を進め、アラブ首長国連邦(UAE)の新興仮想通貨市場に参入させる計画だと述べた。
ソウルに本拠を置くベンチャーキャピタル会社ハッシュド・ベンチャーズは、アブダビに進出する最大の仮想通貨企業の1つであり、アブダビは仮想通貨の人材を誘致するための努力を強化している。
キム氏は、韓国の仮想通貨起業家が世界でもトップクラスではあるが、国内の人口減少などの問題があり、UAEのような海外の拠点の方が魅力的になっていると述べている。さらに、彼はすでに評価額が10億ドルを超える他の韓国の仮想通貨企業をアブダビに進出させる支援をしているとも語った。
「UAEは私たちにとって非常に特別な市場だ。規制の面でアブダビはWeb3スタートアップにとって最も友好的で明確なガイダンスを提供している」とキム氏は述べた。「だから最近、多くのWeb3スタートアップがアブダビにオフィスを開設している」。
2月15日、Hub71はブロックチェーンと仮想通貨プロジェクトを支援するデジタル資産イニシアチブを発表した。Hub71は、仮想通貨スタートアップに最先端のインフラストラクチャと、より進歩的で明確な国内規制環境を提供することを目指しているとした。
ハッシュド・ベンチャーズは2017年に設立され、世界中で約7億ドルの資産を運用している。同社は、プレイトゥアーンゲーム「アクシ―インフィニティ」、取引プラットフォーム「dYdX」、「ボア―ド・エイプ・ヨット・クラブ」を手掛けるユガラボなど、いくつかの著名な仮想通貨プロジェクトに投資してきた。
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