ソラナベースのミームコインであるボンクが、ビットコイン・キャピタル社による規制対象の上場投資商品(ETP)の上場を通じて、スイスのSIX証券取引所で取引可能となった。

このETP上場により、ボンク(BONK)への投資家のアクセスが大きく広がり、ウォレットやトークンの直接保管を必要とせず、一般的な証券口座を通じてミームコインへのエクスポージャーを得ることが可能となった。

BONKは2022年のクリスマスにコミュニティ主導のエアドロップでローンチした犬モチーフのソラナべースのミームコインで、「人々のための、そして人々による、ソラナ初の犬コイン」を掲げている。

ビットコイン・キャピタル社はスイスを拠点とする仮想通貨ETP発行企業だ。

欧州でのボンクETPローンチは、米国におけるグレースケール社のドージコインETF上場に続く動きとなる。ドージコインETFは初日の取引高が約140万ドルにとどまり、1200万ドルという事前予想を大きく下回った

2025年におけるミームコインの失速

ミームコインとは、主にインターネット文化やコミュニティの勢いに価値が左右され、技術的な基礎に依存しない仮想通貨だ。ミームコインは2024年に仮想通貨市場の主要テーマとなり、多くのトレーダーが巨額の利益を上げた。

しかし、2025年に入りミームコインの勢いは急速に衰えており、昨年繁栄したトークンの多くが大幅に下落している。

コインゲッコーのデータによれば、イーサリアムベースのカエル系トークンのペペ(PEPE)は2024年12月のピークから約83%下落した。イーサリアムおよびBNBチェーン上で展開される犬系トークンのフロキ(FLOKI)も同様で、2024年6月の高値から85%以上値を落としている。

ソラナベースのドグウィフハット(WIF)は下落幅がさらに深刻で、2024年3月の史上最高値から92%超の下落となった。

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