仮想通貨銀行シルバーゲートは、破産した取引所FTXとその関連会社との関係をめぐり、米司法省から調査を受けていると報じられている。

ブルームバーグの記事によると、この調査は、FTXの元CEOであるサム・バンクマン-フリード氏のビジネスに関連するシルバーゲートとの取引を調査しているとのことだ。

カリフォルニア州に拠点を置く仮想通貨銀行のシルバーゲートは罪に問われていないが、米当局はFTXとアラメダ・リサーチとの取引がどれほど深いものであったかを解明しようとしている。

シルバーゲートは11月のFTXの破綻で大きな影響を受け、前四半期は10億ドルの損失を計上した。同社は、FTX帝国の崩壊に伴う経営危機を回避するため、従業員の40%を解雇し、数十億ドルの融資を受けることにした。

米当局は、シルバーゲートやFTXと取引している他の企業がこの状況を認識していたかどうかを確認しようとしている。

シルバーゲートによると、アラメダはFTXの立ち上げ前である2018年に同銀行に口座を開設。当時、デューデリジェンスと継続的なモニタリングを実施したとしている。