分散型金融「DeFi」に特化した暗号資産ウォレットである「ディーバンク(DeBank)」が、米ベンチャーキャピタル・セコイアキャピタルを筆頭とする仮想通貨分野の投資家らから2500万ドルの資金調達を行った

評価額は2億ドルで、コインベースベンチャー、Crypto.com、米サークル、ハードウェアウォレットを手掛けるレッジャー社、さらに仮想通貨ファンドのドラゴンフライ、ハッシュグローバル、Youbi等が今回の調達ラウンドに参加したようだ。

ディーバンクは分散型金融における様々なデータや分析をユーザーに提供するウォレットだ。2018年に中国出前アプリ大手「アーラマ」社出身のR&D部門長タン・ホンボー氏が立ち上げた。現在ではイーサリアムやバイナンススマートチェーン等の17のブロックチェーンにおける798のプロトコルのデータを網羅しているとしている。