アソシエーション・オブ・ナショナル・ナンバリング・エージェンシーズ(ANNA)は、デジタル資産の名称の標準化を目指して、新たにタスクフォースを設立した。デジタル資産に関して国際証券識別番号「ISIN(アイシン)コード」の役割と見通しについて検討する。10月23日に発表した

ISINコードとは国際証券コード仕様であるISO6166で定められた、全世界共通の12桁のコードで、発行された株式や公募債券等の全ての証券に付与されている(ティッカーとは異なる)。ANNAはISINコードの登録管理機関だ。

ANNAは今回の取り組みで、ISINコードをすべての種類のデジタル資産に適応するための国際基準作成における利点を議論していく。対称となるのは、アセットトークン、ペイメントトークン、ユーティリティトークンなどあらゆるタイプデジタル資産だ。

ANNAのエグゼクティブディレクターのウヴェ・メイヤー氏は、今回の取り組みが信頼あるトークン市場を構築するのに役立つとし、ISINコードが200以上の管轄区域で発行され、透明性が高まり、クロスボーダー(国境をこえた)取引が可能となると述べている。

ISINコードを備えた仮想通貨関連の金融商品をめぐっては、今年7月、ルクセンブルクの資産証券化企業アルジェントと仮想通貨取引所ロンドン・ブロック・エクスチェンジ(LBX)が、英規制当局の規制・管理下のもと、ビットコイン(BTC)建て債券の発行を開始。ブルームバーグの金融端末サービス経由で入手可能で、ISINコードを備えた初の仮想通貨商品だと発表している。

翻訳・編集 コインテレグラフ日本版