米証券取引委員会(SEC)は22日、米投資企業ヴァルキリー・デジタル・アセットが組成するビットコインETF(上場投資信託)の判断を延長した。今回の措置によって、審査期間は45日間延長され、次の決定は8月10日までに下される。

発表書類によると、SECはビットコインETFの判断にはより長い期間が必要であると判断。同ETFは4月に申請書類の提出が報じられていた。

SECはヴァルキリー以外でも申請されているビットコインETFの可否を遅らせている。先週にはヴァンエックのビットコインETFの再延長を発表した。

ヴァンエックのジャン・ヴァン・エック氏は米国での需要から、ビットコインETFが承認されるのは時間の問題だと述べている。ただ、すぐには決定は下されないだろう。SECには再度延長が可能だ。同氏も「SECは8月に決定を下す必要はない。SECは迅速には動いていないようだ。」と話した。