米SEC、仮想通貨の規制に引き続き焦点当てる「ゆっくりだが包括的に」

米国証券取引委員会(SEC)ジェイ・クレイトン委員長は4月8日、ワシントンで開催されたSECスピークスカンファレンス、仮想通貨業界に対する規制について引き続き取り組む意向を示した。

クレイトン委員長は、規制が定まっていない仮想通貨業界のケースに関して、これまでそういったケースには既存の法律を適用してきた事例を取り上げ、「例えば、発行者が違法な未登録デジタル資産証券の提供を行った場合でも、連邦証券法を遵守できる道筋があることを示してきた」とし、以下のように述べた。

「それには、投資家への適切な情報開示が含まれているので、投資家は償還を求めるか、またはトークンを保有し続けるか、詳細な情報に基づいて判断することができる」

クレイトン委員長はまた、仮想通貨への持続的なコミットメントと証券規制等の分野への影響についてふれ、米国は国家レベルでその地位を公式なものにするため、ゆっくりとではあるが包括的な措置を講じている、とした。

SECは4月3日、デジタル資産が投資契約を構成するかどうかの決定に関するガイダンスを発表。また、同日、スタートアップ企業ターン・キーの新しいICOトークンは証券ではないと結論付けている。

ここ数カ月間、規制当局と仮想通貨関連事業者とのやりあいがより顕著になっている。

先月末には、SECが申請されている2つのビットコインETFの可否判断を延期したとの報道もあった。

翻訳 ロシアンOLちゃん
14歳の時に来日してから日本が好きになり、日本語の勉強を始める。大学卒業後、商社、PEファンドなどを経て、現在ではブロックチェーン産業に携わり、SNSでロシアや欧州のブロックチェーン、クリプト情報を発信している。

編集 コインテレグラフ日本版
原文 SEC Chairman Flags Crypto as Continued Regulatory Focus in Latest Speech