SBIグループは、「暗号資産ファンド」を立ち上げ、日本の個人投資家が仮想通貨を購入できるようにする。ファンドは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、XRP、ビットコインキャッシュ(BCH)、チェーンリンク(LINK)、ポルカドット(DOT)など7つの仮想通貨で構成されている。

ファンドは2022年2月1日に運用開始を予定。1仮想通貨あたりの組み入れ上限比率は20%とし、時価総額の比率に応じた投資配分を行う。サービスの長期化を保証するため、運用期間は2022年2月1日から2023年1月31日の間の1年間。購入単位は500万円以上からで、1口100万円。

Source: SBI

公式発表によると、投資家は購入前にSBIオルタナティブ・ファンドとの匿名組合契約を含む申し込み手続きを行う必要がある。同社は、その理由を次のように述べている。

"全てのお客さまに適した商品ではないため、当社が定める一定の基準を満たすお客さまにのみご購入いただけます。"

SBIは、このファンドの年齢制限を20歳から70歳に設定し、購入ごとに3カ月のロック期間を設けることで、「時間分散による投資リスクの軽減を図る」としている。また、1ヶ月に1回、投資比率の配分を見直すという。