米当局は、FTX元CEOのサム・バンクマン-フリード氏(通称SBF)をニューヨークからカリフォルニア州の両親の自宅近くの刑務所に送る準備を始めたと報じられている。
5月22日のウォール・ストリート・ジャーナルの報道によれば、バンクマン-フリード氏は、弁護士が控訴期間中にニューヨーク地域に留まることを求めたにもかかわらず、カリフォルニアのメンドータ連邦矯正施設で大半の刑期を過ごす可能性がある。3月に連邦判事は、SBFに対して7件の罪状で有罪判決を下し、25年の懲役刑を言い渡した。
バンクマン-フリード氏は、2023年8月に保釈を取り消されて以来、ニューヨークのメトロポリタン拘置所(MDC)に収監されている。判決後、FTXの元CEOは控訴手続きの一環として、「弁護団へのアクセスを容易にする」ためにニューヨークの拘置所に留まることを求めた。
カリフォルニアに移送された場合、バンクマン-フリード氏はカリフォルニア州の両親の自宅から約200キロメートル離れた場所に滞在することになる。連邦刑務所局のウェブサイトによると、この施設には現在931人の収監者がいる。
SBFは、FTXとアラメダ・リサーチの破綻に関連して顧客に詐欺を働いたとして刑務所に収監される最初の人物にあたる。彼の同僚だったライアン・サラメ氏、キャロライン・エリソン氏、ゲイリー・ワン氏、ニシャド・シン氏は全員有罪を認めており、まもなく判決が言い渡される予定だ。サラメ氏の判決公判は5月28日に予定されている。
オンライン上で多くの憶測が飛び交っているが、バンクマン-フリード氏と元バイナンスCEOのチャンポン・ジャオ氏(通称CZ)が同じ施設に収容されることはないだろう。ジャオ氏が有罪を認めた後、判事はジャオ氏に対してワシントン州かオレゴン州での4か月の刑を言い渡した。この記事が公開された時点では、彼の収監日についての決定はなされていない。
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