ドイツのアーヘン工科大学、生産加工研究室(WZL)は、IOTAの産業分野における使用ケースの研究を計画している。アーヘン工科大学は、応用研究分野においてヨーロッパで最大規模を誇るフラウンホーファー研究機構と協力するという。
アーヘン工科大は現在、IOTA分野やブロックレス分散型台帳「タングル」の分野で修士、または博士課程に進むことを希望している学生や研究補助員を受け入れている。どのくらいの研究者や学生を受け入れるのかは明らかになっていないが、アーヘン工科大は学生数4万4000人で、ドイツの工科大学では最大のものの1つだ。
You think #blockchain will revolutionize the #IIoT? Then you need to know about the #Tangle and @iotatoken. Apply now for Hiwi/master thesis/PhD/PostD @DanielTrauth. Join us and lets build the first industrial use case @RWTH. @digitalHUBac @Aachen2025 @kevrchen @DomSchiener #IOTA pic.twitter.com/xs8OkUUJHu
— WZL der RWTH Aachen University (@rwth_wzl) March 24, 2018
(ブロックチェーンがIIOT(産業分野でのIOT)に革新すると考えていますか?もしそうなら、タングルやIOTAトークンについて知る必要があります。修士/博士課程に応募しましょう。私たちと一緒に最初の産業分野でのユースケースを作りましょう)
研究は、IOTAが使用しているタングル技術に焦点を当てる。ブロックチェーンとは違って、タングルはその取引の認証をマイナーに頼る必要がない。開発者によれば、これによりIOTAの取引処理が軽くなり、車やスマートフォン、ドローン、ノートパソコン、そして他のネットワークに繋がったデバイスでの使用が可能になるという。
アーヘン工科大学の他にも、いくつかの機関が過去にIOTAとパートナーとなった。台北市は、IOTAの協力でスマート都市を作ろうとしているし、ドイツの企業ボッシュは、アルトコイン技術に投資をしている。