ロシア連邦中央銀行が国内で開発されたマスターチェーン(Masterchain)と呼ばれるブロックチェーンを活用したデジタルの住宅ローン用プラットフォームを開発していることが分かった。ロシアの国営通信社であるRIAノーボスチが5月28日に伝えた。

ロシア中央銀行の第一副総裁であるオルガ・スコロボガトバ氏によれば、マスターチェーンはデジタルの住宅ローンに対応するようになっており、これから登場するプラットフォームの土台は出来上がっているという。

ロシア中央銀行はデジタル住宅ローンのプロジェクトのための計画をロシア政府と連邦国家登録・地籍簿・地図局 (ロスリーストル) へとすでに提出している。

マスターチェーンはロシアで初めて連邦保安庁から認証を受けたブロックチェーンのプラットフォームであるという。これまでの報道によれば、マスターチェーンはイーサリアムをベースとした許可型ブロックチェーンで、ロシア中央銀行と提携しているフィンテック協会という団体によって2017年から展開されている。

もっとも、マスターチェーンがデジタル住宅ローンに使われるのはこれが初めてではない。18年9月、ライファイゼンバンク・インターナショナル(Raiffeisen Bank International)のロシア支社が、取引に携わった関係者、クレジットローン、ローン期間、およびマスターチェンの非中央集権型振替システムで購入された住宅などのデータを含む住宅ローンの記録をしたという。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン