世界最大のステーブルコイン発行者であるテザーが、動画共有プラットフォーム「ランブル」に7億7500万ドル投資した。

テザーのパオロ・アルドイノCEOは12月20日のXポストで「テザーは言論の自由と金融の自由の基本的価値を深く信じている」とのべた。

「独立性と強靭性を提供する技術を支援」

「ランブルへの戦略的投資は、人々に独立性と強靭性を提供する技術と企業を支援するというテザーの戦略を大いに強調している」とアルドイノ氏は語った。

アルドイノ氏は、ランブルのクリス・パブロフスキーCEOとそのチームが築き上げたものに楽観的であり、「共通のビジョン」の下での協力を楽しみにしているとした。両社は広告、クラウド、仮想通貨決済ソリューションで協力する予定だという

パブロフスキー氏も同様の意見をのべ、12月20日のXポストで「これまでにないほど未来にワクワクしている」と語り、テザーが「誰にとっても最高のパートナー」であると主張した。パブロフスキー氏は、世界最大の動画共有プラットフォームであるYouTubeに対抗し続ける意向を示し、「YouTube、注意しろ。君の独占的な市場シェアを狙っている」とのべた。

この発表を受けて、ランブルの株価はアフターマーケット取引で51.60%急騰し、記事執筆時点で10.90ドルに達した。

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Rumble Inc share price has surged 51.60% in after-hours trading. Source: Google Finance

11月25日、ランブルはバランスシートにビットコインを追加する計画を発表した。ランブルは、取締役会でこの戦略を承認し、会社の裁量で余剰現金の一部をビットコインに割り当て、最大2000万ドルまで投資することを決定した。

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